私は鉄子である。
名前はまだない。
というのはアレとしてw
ここ一年半ほどまるっきりというか、きちっと乗り鉄も撮り鉄もしていない。
あれもこれもコロナのせい。
なのに、時代というのは無情なもので、新しい車両はどんどん生まれそして古い車両は引退である。
新しい顔を見ることもなく、馴染みの顔を見送ることもできなくなってしまった。
本当に通院や移動でせいぜい2〜3駅乗る程度になってしまった。
なんでこんなことになってしまったんだろうと涙する事はいまだにあることで
一体この疾患がどこから産まれて、全世界に一気に広がってしまった経緯を恨むこともしばしばで。
日本という国が割と衛生的で、過剰に接触をしない人種が多い国、ということに改めて気がつかされたりして。
拡散しないように、日々努力をなされている各事業や従事者の方には頭が下がる思い。
でも、
そうそう折れないのが鉄道だなと思う。
去年、豊肥本線が復活した。
復旧はもう無理かもしれないと言われた線路で、一時は廃線も危ぶまれた。
隣の南阿蘇鉄道も、少しづつだが全線再開を目指している。
そして、去年の豪雨で再三流された久大本線も半分復旧した。
由布院〜豊後森までは来月の頭に復旧再開予定だ。
どれだけの費用がかかるだろう。計り知れない。
作っては壊され作っては壊され。
それでも諦めない事に執念さえ感じる。
本当にしつこいやつらだwww
むしろそう願っているのが本音で、私は線路がカタカタいう音がないと眠れない。
過密ダイヤだああだこうだといわれながらも、定時には動いている動脈。
私は あの音がないのが怖いのだ。
3月には、またダイヤ改正が行われる。
馴染みの列車がまた姿を消すと聞いた。
いい加減古い車両なので、そろそろガタがきてもおかしくないのだからと言い聞かせながら、
今日も私は、自宅のベランダから、通過する列車を目を細めて見ている。