日本の史実と世界史

日本人に大切な史実の理解。

曇った眼を晴らす本。拗れた意識を整える書籍リスト。

2019-12-30 | 日記
2019年の年の瀬、東アジア周辺に不穏な動きが相次いだ一年でした。
以下のリストは、捻じ曲がった日本理解を紐解くのに参考になる書籍です。
師走から新年のお休みの間、知的探求のお供にしては如何でしょうか。


1, 超訳 韓非子 善をなすために悪を知る|中島孝志,三笠書房

2, ズバリ図解 孫子の兵法|安恒理,ぶんか社文庫

3, 新訂 孫子|金谷治 訳注,岩波文庫

4, 孫子・勝つために何をすべきか|谷沢永一/渡部昇一,PHP文庫

5, 諸葛孔明|立間祥介,岩波新書

6, 三国志 勝つ条件 敗れる理由|加来耕三,実業之日本社

7, 「韓非子」を見よ!|守屋洋,三笠書房

8, 使える!「孫子の兵法」|齋藤孝,PHP新書

9, 孔子の教え一日一言|孔健,PHP研究所

10, 三国志 将の名言 参謀の名言|守屋洋,青春出版社


11, 孟嘗君と戦国時代|宮城谷昌光,中公新書

12, 「孫子」を読む|浅野祐一,講談社現代文庫

13, 孫子に学ぶ12章|守屋洋,角川新書

14, 韓非子|冨谷至,中公新書

15, カラー版写真紀行 三国志の風景|小松健一,岩波新書

16, なぜアメリカは、対日戦争を仕掛けたのか|加瀬英明/ヘンリーSストークス,祥伝社

17, 日本人の知らない日米関係の正体|八幡和郎,SB新書

18, 英国人記者が見た 連合国戦勝史観の虚妄|ヘンリーSストークス,祥伝社

19, 乃木希典と日露戦争の真実|桑原嶽,PHP新書

20, 経済で読み解く大東亜戦争|上念司,kkベストセラーズ


21, 日本の軍事力 自衛隊の本当の実力|中村秀樹,ベスト新書

22, なぜ日本だけが中国の呪縛から逃れられたのか|石平,PHP新書

23, ルーズベルトの開戦責任|ハミルトン・フィッシュ,草思社文庫

24, 中国の越えがたい「9つの壁」|沈才彬,角川新書

25, スノーデン 日本への警告|エドワードスノーデン他,集英社新書

26, 新版 パール判事の日本無罪論|田中正明,小学館新書

27, コミンテルンの謀略と日本の敗戦|江崎道朗,PHP新書

28, なぜ中韓はいつまでも日本のようになれないのか|石平,KADOKAWA

29, 日本人が教えたい新しい世界史|宮脇淳子,徳間書店

30, 中国4.0 暴発する中華帝国|エドワード・ルトワック,文藝春秋


31, 智謀の一族 真田三代|三池純正,洋泉社

32, 帝国憲法の真実|倉山満,扶桑社新書

33, 嘘だらけの日米近現代史|倉山満,扶桑社新書

34, 嘘だらけの日中近現代史|倉山満,扶桑社新書

35, 嘘だらけの日英近現代史|倉山満,扶桑社新書

36, 世界史とつなげて学べ 超日本史|茂木誠,KADOKAWA

37, 資本主義の終焉と歴史の危機|水野和夫,集英社新書

38, 自滅するアメリカ帝国 日本よ、自立せよ|伊藤貫,文藝春秋

39, 中国の核戦力に日本は屈服する|伊藤貫,小学館101新書

40, 中国は腹の底で日本をどう思っているのか|富坂聰,PHP新書


41, 困った隣人韓国の急所|井沢元彦/呉善花,祥伝社

42, イスラムの人はなぜ日本を尊敬するのか|宮田律,新潮新書

43, 下から目線で読む「孫子」|山田史生,ちくま新書

44, 日米同盟vs.中国・北朝鮮|リチャードLアーミテージ/ジョセフSナイJr,文藝春秋

45, 日米対等|藤井厳喜,祥伝社

46, 国際法で読み解く世界史の真実|倉山満,PHP新書

47, アメリカの戦争責任|竹田恒泰,PHP新書

48, パックスチャイナ中華帝国の野望|近藤大介,講談社現代新書

49, 保守の真髄|西部邁,講談社現代新書


50, 世界一わかりやすい地政学の本|倉山満,ヒカルランド

51, 失敗の本質 日本軍の組織論的研究|戸部良一/鎌田伸一他,中公文庫

52, 大東亜戦争は日本が勝った|ヘンリーSストークス,ハート出版

53, マスコミより確かな習近平の言い分|孔健,三五館

54, こんなにも深い埼玉と韓国・朝鮮の歴史|江藤善章/小川滿 他,新幹社

55, 日米戦争を起こしたのは誰か|加瀬英明/藤井厳喜 他,勉誠出版

56, 人種戦争 ー レイス・ウォー ー|ジェラルド・ホーン,祥伝社

57, 戦争犯罪国はアメリカだった!|ヘンリーSストークス,ハート出版

58, 日本人が知らない満州国の真実|宮脇淳子,扶桑社新書

59, アメリカはいかにして日本を追い詰めたか|ジェフリー・レコード,草思社文庫

60, 日本人はなぜ日本のことを知らないのか|竹田恒泰,PHP新書


61, 日本人だけが知らない「本当の世界史」|倉山満,PHP文庫

62, 戦争の日本古代史|倉本一宏,講談社現代新書

63, 日本占領史1945-1952|福永文夫,中公新書

64, 戦争にチャンスを与えよ|エドワード・ルトワック,文藝春秋

65, おじいちゃんが孫に語る戦争|田原総一朗,講談社

66, 米中もし戦わば 戦争の地政学|ピーター・ナヴァロ,文藝春秋

67, 清朝の興亡と中華のゆくえ|岡本隆司,講談社

68, 教科書では教えてくれない イエス・キリストと神武天皇|茂木誠,ヒカルランド

69, 「日中戦争」は侵略ではなかった|黄文雄,ワック

70, 物語 ドイツの歴史|阿部謹也,中公新書


71, 日本国紀,百田尚樹|幻冬舎

72, 「日本国紀の副読本」|百田尚樹/有本香,産経新聞出版

73, 世界一わかりやすい地政学の本|倉山満,ヒカルランド

74, 日本人が教えたい新しい世界史|宮脇淳子,徳間書店

75, 英国人記者だからわかった日本が世界から尊敬されている本当の理由|ヘンリーSストークス,SBクリエイティブ

76, 日本と世界がわかる最強の日本史|八幡和郎,扶桑新書

77, 日本の誕生 皇室の日本人のルーツ|長浜浩明,WAC

78, 「民族」で読み解く世界史|宇山卓栄,日本実業出版

79, 近衛文麿 野望と挫折 |林千勝,WAC


80, 日米戦争を策謀したのは誰だ!|林千勝,WAC


来年は、健やかな一年でありますように。

メディアに騙されない為の戦後史理解とは。

2019-12-21 | 日記
敗戦から戦後日本の歴史は、大きく歪曲させらている。

日清戦争、日露戦争を経て第一次大戦まで、日本は覇権国であった。
しかし覇権国となったのは、欧州列強、イギリス/フランス/ポルトガル
/スペインなど加えてロシアらの植民地侵略に立ち向かった結果である。

清は日清戦争の後、台湾・遼東半島・膨湖諸島を日本へ割譲し、
清より租借していた満洲を、ロシアが日露戦争後に戦時賠償として
日本へ割譲し、1905年から朝鮮半島も日本の施政下に置かれる。
1919年の「第一次大戦」終戦まで日本は戦強国であった。

しかし22年の間に、手筋の悪い戦をする国家へと変容してしまった。 

1941年、大東亜戦争開戦、英米露清と東アジア周辺国と鎬を削るのだが、
東アジアで起こる様々な紛争を悪化するような選択を続け、1945年日本は
遂に米連合国群に敗戦する。

林千勝氏は著書「日米戦争を策謀したのは誰だ!」の中で、
日本軍や高級官僚・メディア中枢にコミュニストが潜り込んでいたことを
詳らかにしている。

また、近衛文麿がコミュニストを手玉に取りながら、
昭和天皇に敗戦の汚名を被せ、共産主義者の敗戦革命を利用し
その罪を背負わせる形で陛下を蟄居させようと目論んだ。
1940年に組織した近衛新党大政翼賛会となり、軍国主義に拍車を掛けた。

朝日新聞は、尾崎秀実風見章・関口秦らによって、国民を好戦的に煽り続けた。
1936年近衛文麿は、NHK第2代総裁に就任し、
国家の情報統制と日本民衆へのプロパガンダを行った。

知識階層へ積極的に浸透工作を繰り広げたのが共産主義者コミンテルンである。

しかし、なぜ知識階層は斯くも赤く染まってしまったのかと
疑問を紐解く時、朝鮮半島の併呑によって反日分子を抱え込んで
しまったのではないかとの疑念が擡げてくる。

1904年「第一次日韓協約」の折、朝鮮王族の高宗はロシアに
密使を送り最後まで離反工作を続けた。朝鮮の両班も
日本に併呑されることに嫌悪感を持つものが多数いたとしても頷ける。

創氏改名を求めた朝鮮人が反日の怨念を抱え、共産親派として
帝国の役人になったとしても不思議はない。

時は下、敗戦後の日本はGHQによって1952年まで、
政府内の日本人一万人によって思想の検閲が行われていた。

政界・官僚・学会・実業界・メディアから20万人の保守派を追放し、
代わりに反日左翼・共産親派に首を挿げ替えた。

  1945年10月22日:日本教育制度に対する管理政策
  同30日:教員及び教育関係者の調査、除外、認可の関する件
  同年12月15日:いわゆる「神道指令」
  同月31日:修身、日本歴史及び地理停止に関する件

上記は、GHQが傀儡政権に命じた指令である。

以下に記すのは、GHQの思想検閲に阿って、
左翼的な歴史歪曲を行い、広く日本人に嘘の
歴史(日本を貶めるGHQ反日史観)を吹聴した恥ずべき面々だ。
米国の検閲に恭順を示し、敗戦利得者として大東亜戦争の敗戦下に
生活の糧を求めた。日本国民として恥ずべき最も愚かな人々だ。

 南原繁 矢内原忠雄 大内兵衛 滝川幸辰 都留重人

 和辻哲郎 白鳥庫吉 江上波夫 井上光貞 田中卓

 直木孝次郎 古田武彦 上田正昭


長浜浩明氏は著書「日本の誕生」で神武東征を
考古学や科学的な調査を複合的に積み上げて
「記紀」や「ふることふみ/古事記」から日本の
正史を伝え、売国歴史学者の矛盾と不純を詳らかにしている。

2019年、我が国の万年ポンコツ野党は「さくらを見る会」の名簿資料の
シュレッダー屑のパズルを紐解きながら、北朝鮮のミサイル発射には
目を覆い、中国の香港人への人権蹂躙や、ウイグル人の虐殺や臓器収奪は
知らんふりだ。

近衛が共産親派を囲ったNHKや、朝日/毎日の敗戦革命的プロパガンダ日報は、
香港もウイグルも尖閣も沖縄も台湾も、すべて我々に実像を伝えない。

市井の我らが自ら歴史を取り戻す努力をお怠れば、
左巻きに容易に騙されることになる。