日本の史実と世界史

日本人に大切な史実の理解。

戦後最悪の危機かもしれない、武漢肺炎の混乱。

2020-05-18 | 日記

 全世界に武漢肺炎のウィルスを撒き散らし、多大な迷惑を及ぼしている国がある。71年の歴史を4000年とか?5000年とか?大袈裟に長い歴史があると嘯く中國だ。


【補足をすれば】国家の王朝とは、その血統がどの民族(部族)が覇者であるかで決まる。清朝は女真族の王朝であり漢人の王朝ではない。元朝も他民族のモンゴル人の王朝である。 付言すれば、漢人という民族的な部族なども存在しない。歴史的に正確な漢人の解釈は、漢字を経済交流に扱えた混血民族が、特権的な階級になった集団のことを指す。


共産党総書記・習近平は、仄聞によれば(2019年)昨年11月中旬に、武漢でウィルス性肺炎が発生した報を受けてその情報の隠蔽を図り、旧正月の華人旅行客を周辺国に解き放ち、現下の全世界的パンデミックを引き起こした。


5ヶ月余りが経過する中、世界各国が自国のパンデミック収束に手を焼いていることへつけ込み、軍事威嚇、輸出制限、領土紛争を世界全方位に向けて仕掛けている。G7・ASEAN・東欧・インド・オーストラリア・アフリカと、ほぼ全世界と言って良い国々にだ。


支那大陸周辺では、インド国境での衝突事件、台湾への係争、ベトナム・フィリピン沖の南シナ海諸島の係争、香港のデモ弾圧、日本では尖閣領海内で日本邦人漁船への威嚇、米中貿易係争、数え上げるにキリがないほど、ウィルス禍に乗じて数々の紛争を仕掛けている。


全世界を相手に事を構える様を、大東亜戦争当時の軍部に例える意見を聞くが、実態は異なると考える。


当時の、日本軍軍部は、外国からの侵略を退ける上で自制的であったが、政府やマスメディアに浸透した共産主義者の煽動に、中枢部の政治家・官僚・民衆が踊らされた。 近衛首相が2回に渡って運営した戦前の政府は、現場が具申する重要情報を、係争が悪化する方向へ誘導した挙句に逃げ場を見失わせた果てに政権を放り出して戦端を開いた。 詰め腹を切らされた戦時下の東條首相は、軍事裁判というリンチによって絞首刑に処された。


※ 参照文献「近衛文麿 野望と挫折/林千勝:著」


戦後直後に、GHQにまんまと思想誘導をされた「団塊の世代」は、50年代〜60年代の2度に渡り、学生運動というテロ行為に明け暮れた。 団塊世代は、メディアの赤化扇動に煽られたと目され、日米安保条約の条文を 満足に読みもせず、大学紛争という形で政治プロパガンダに加担した。


今でも、地上波メディアから煽られる扇情的な言説に、団塊の世代や反日メディアと芸能人が踊らされて政府批判を繰り返している。


健全な、行政批判・政府批判・政党批判は、大いに結構だと考える立場ではあるが、 愚かな老人や、国家解体に加担する反日分子は危うさこの上ない。


過去の日本から話を戻すと、現在中國は、世界各国へ進んで係争を仕向けている。ベトナム漁船の事件経緯からも判るように明らかに意図的だ。


日本的な温い性善説だと、自らが引き起こしたパンデミック禍の最中に、他国に係争を仕掛けるなど罷り間違っても考え得ないが、21世紀に於いても古代の蛮世を生きる彼の国は、どこ吹く風だ。


事の発端は、習近平の毛沢東礼賛による拡張主義と、隠蔽による処が大であろう。 しかし、機に乗ずる拡張主義の動きは、習近平の判断だけが理由と考えられない部分を感じる。 彼の気性を見るに、権威を傘に着るが、人一倍臆病な所がある。 「武漢肺炎」発生直後の差配はNo.2の李克強に任せ、自らは現地に赴かなかった。任された李克強は現地入りの際マスク姿の出立で多数の群衆に囲まれ人民を慰労した。


数ヶ月後、習近平は武漢へ訪れた際、周りに人を寄せ付けつけず、ひとりパイプ椅子に腰掛ける様がネット上に流れた。両者の姿を比べると、彼の臆病さが際立つ。


そのような、権威を傘に着る臆病者が、全世界に向けて自国原因のパンデミック騒動の最中に、威嚇を繰り返すことを選ぶだろうか?甚だ疑問に思う。


共産党は、その思想背景から常に過酷な権力闘争が繰り広げられる。支那大陸の民族は押し並べて「宗族」という血族血脈を重んじる文化傾向が強く、これが他部族との軋轢を生み出す。権力組織の中でも同様の力学が働く。


事の発端は、習近平の隠蔽から始まったことだとして、ここまで広く周辺国と事を構える動きは、習近平の追い落としを目論む内部抗争の延長と考えても一定の意図を解釈できる。
動機として、習近平の追い落としを狙う各派が、係争の悪化による経済・軍事・人心荒廃による騒乱を誘発し、その責任を習近平に押しつける事で追い落としを目論んでいるとしたらどうだろう。
孫子の国の宰相に知恵があれば、事の発端が自国にある時、周辺国全てに喧嘩を売るのは無勢である事は自明だ。


今や、親中であったドイツやフランスまでも中共の批判に転じた、米一国と事を構えるだけでも明らかに死活を別つのに、小国も含む周辺国のみならず親派であった先進国にも反感を買う状況だ。最早、嫌中反中の気運は最悪である。この状況で覇権を握れると思う方がどうかしている。


地上波メディアでは伝わらないが、米ニューヨーク沖近海に大型ミサイル「長征5B」が着弾したとも仄聞する。これが本当であれば、外国への干渉は抜き差しならない処までエスカレートしている。


幾ら13億の人口を誇るとて、周辺国から全方位で反感を買えば明らかに劣勢だ。


「指桑罵槐」の習俗なので、よくよく注意を払わなければ、我が日本も奈落の底に引き摺り込まれかねない。


SNS時代となり世代の異なる人の私的な信条をよく見かけるようになったが、団塊の世代と思しき方々の行政府批判は、見事なまでに国防の意識が抜け落ちていると感じる。


雲行きによっては、戦端が開かれてもおかしく無い情勢の中で、感情的な文句ばかりが聴こえてくる。人権を守れ、男女平等を守れ、私の劇団の赤字を補てんせよ!などと喧しいが、明らかに中國(他国)からの侵略行為が活発化しているにも拘らず、昼日中から、行政府の揚げ足ばかりを取り、武漢肺炎の防疫施策を、罹患者数を大げさに伝えて不安ばかり煽るワイドショー。


武力侵攻や、島嶼侵略されそうな気配が濃厚なのに、侵略されれば人権や男女平等のスローガンなど消し飛んでしまうのに。挙句に劇団の赤字補填せよなどと騒ぐ声に耳を傾けるなど正気の沙汰ではない。地上波メディアに毒された老人や文化人を見ていると暗澹たる気分になる。


GHQの思想誘導が見事と笑ってばかりもいられない。
緊急事態の自粛によって国内の経済はガタガタだ、闇雲な政府批判ではなく全ての人々が、国民として自らが貢献出来る事を自発的に考えられなければ、戦後発展の果実を食いつぶし新たな焼け野原に放り出される。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿