日本の史実と世界史

日本人に大切な史実の理解。

新疆ウイグルでも民族浄化中、現代の中國。

2019-01-22 | 日記
清朝は満洲人の王朝で、漢人は統治民族の一部であった。満洲人が版図を広げられた理由に、各民族の文化言語に寛容な治政があった。

1206年〜1388年の間、ユーラシア大陸は騎馬遊牧民のモンゴル人が支配していた。放牧しながら乾燥した大地に住むモンゴル人は、農耕を行わずヤギ・羊・馬などの家畜と共に牧草地を転住しながら暮らしていた。そして馬を駆り周辺の他民族(漢人農民)や、果ては欧州ヨーロッパまで収奪を繰り返した。モンゴル人は、元王朝としてユーラシアで最大の版図を支配した。

北アジアのモンゴル高原や、中央アジアのイラン高原から東ヨーロッパまで、広範に民族が生活しており、匈奴・突厥・鮮卑・女真・ウイグル・塞/Sakaiなど多くの遊牧民がいた。

モンゴル人を含む遊牧民には、家長を長とした縁故的部族社会が形成され、婚姻による縁戚関係によって部族の統治が行われていた。

清朝は満洲人(起こりは女真人)の國が伸長した王朝であるが、モンゴル人の妃を娶ることで、モンゴルの部族とも関係があった。清の版図が元の版図と重なるのは遊牧部族の姻戚慣習の影響がある。


現代のPRC支那は、漢人の共産主義王朝と見ることができる。上述した満洲・モンゴルの歴史からも判るように、元や清が広げた最大版図は「女真の王朝=清」「モンゴルの王朝=元」が成した統治地域であり、PRCは清の版図を受け継ぐ正統性を主張するが王族の血統性などない。


現在、ウイグル・チベット・内モンゴルはPRC共産党に不当に占領されている。


漢人国家PRC支那(現中国)は、占領したウイグル・チベット・内モンゴルで民族を弾圧し、人口の1/8にあたる800万人のウイグル人を1300箇所の収容所に投獄し、2006年から40万人のウイグル女性を漢人と強制結婚させ、ウイグル人同士の婚姻を禁じて民族根絶を目論んでいる。現在国連でも議題に昇っている。
(談/モンゴル歴史研究家)



共産党員「陳全国」は、ムスリムを収容所に罪状なしに投獄し拷問に晒している。
投獄した人体を臓器売買して収益を上げている疑いが濃厚である。




日本国内でも'96〜'98年に開催された「人体の不思議展」は、人体標本を見せる展覧会だが、陳列した人体標本の出元がPRCとも怪しまれている。



21世紀の今でも、中国を含む特亜3國は前近代・中世の精神世界に生きている危険な国家だ。


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