あめつちの詩

「あめつち」に響く歌声の持ち主「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る。

全力オープンマイク de ぞうさんカフェ

2022-12-11 | ライブレポ

師走も半ば。

今年最後のオープンマイク

inぞうさんかふぇは今回も

熱気ありました。

フレッシュな初参加の方もいて、

私の時も皆さんがとても

暖かく迎えてくれたのを思い出した。

闘病しながら参加された方もいる。

薬の効果で歌えるという人や、

進行性ゆえに死ぬまでに

自分にできることをすると

CDをリリースされた方も。

ぞうさんカフェのオーナー

植田さんも聴覚の支障を

公表されている。

終始、耳の中で爆音がしている

そうだ。

そんな中でもできることをやると

前向きだ。

バンドで歌えているし

会話もできるので周囲の人は

きっと忘れている。

たかが歌うだけだけれど

自己表現とはそれほどのもの。

歌うことが生きる力になり、

明日を生きる希望になりうる。

一人一人のチャレンジを

受け入れてもらえる

オープンマイクというシステムは

素晴らしい。

ぞうさんカフェは出版社でもあって

養老孟司先生の本は

よく売れたそうだ。

私は「いただきますの山」が

ぞうさん出版らしい本だと思う。

泣きながら一気に読んだ。

私には痛いくらい刺さった。

ネタばれにならないよう

内容には触れないけれど、

作者である束元理恵さんの

決意に対して

「いやならやめればいいじゃない。」

とライター業の我が妹が言った。

うまく説明できないけれど、

「そういう問題じゃないんだよね。」

とあれから何度も反芻した。

とりあえずおすすめです。

年内最後のオープンマイク。

クリスマスバージョンで

「はるかな約束」を弾き語る。

イエスをイメージして作った。

CDのタイトル曲。

9曲入り2000円。

ちゃんと宣伝し忘れた。

アレンジは加藤健一さん。

れっきとしたプロのミュージシャン。

高校の同窓生。

10代の頃バンドやっていたはず。

バンドなんかやっている人間は

ろくなものじゃないなんて

言われたんじゃないかと思う。

私も高校では軽音楽を

少しやっていた。

還暦過ぎたおばさんに、

遊んでばっりと未だに

母から非難されている。

同窓生はオープンマイク参加者にも。

ツインのユニットで参加。

こちらのお二人は公立中学の

校長先生&教頭先生。

お二人とも若いころから音楽

されていたはず。

「ろくなもんじゃない」って

根拠がないということ(笑)

それどころか嬉々として人生を

楽しむ人の集い。

今回は衣装に気合を入れてみた。

「あれ?にいやさん?」

気づかれるのに数秒掛かる(笑)

ちょっと浮いたけれど

今年もクリスマスバージョンを

繰り出して満足だ(笑)

ほめてもらってまたがんばろうと

思えた。

嬉しい出会いもありました。

あいみょんの「さようならの今日に」は

2日前に急遽歌うことにした。

歌っていたらこちらの内容も

刺さった。

好きになった。

歌いこみたい。

「ぞうさんカフェ」は雪深い

芸北地区にある。

1,2月のオープンマイクはお休み。

3月が待ちどおしい。

※写真をたくさんもらった。

皆さんありがとうございました。

 


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