コンサートには大きく2種類ある。
招待と主催。
招待の場合は主催者さんの
意向に沿う内容と持ち時間を
構築することに集中する。
一方、主催コンサートは
私が発信したい内容がお客様に
伝わらなくては開催の意味がない。
自己表現のテクニックに
苦心するだけではなく
全体の統一感を重視している。
表現する側としての視点と
入場料をいただくので
観客の視点のバランスが大事
とも思っている。
7月30日に無事に終えた
「ヒロシマ・レクイエムコンサート」
だが、かなり消耗した。
翌日からのルーティーンを
何とかこなしてやっと三連休に
こぎつけた。
今日は8月8日。
8月6日広島は祈りに包まれた。
私は自宅でそっとその日を過ごした。
退屈しのぎで閲覧したユーチューブに
興味深いものが上がっていた。
8月6日は西洋占星術でいう大凶の日。
その星の配置はめったにない
レベルなのだそう。
どこかで戦争が起こっても
おかしくない日で、
その危険性は7日まで続いて
いたーと。
平和な8月8日を迎えたが、
第三次世界大戦の勃発をもくろむ
動きもなきにしもあらずで、
星の配置に乗ずる勢力が
存在していると。
この時期の台湾訪問はその目論見
だと明言している。
もしそうだとして、
最も危険とされた8月6日に、
回避できたのはヒロシマの
祈りのパワーだといえなくないか?
ヒロシマの精神を世界へ
発信することは無駄ではないと
今更のように思ったら泣けてくる。
そして77年前の8月6日に
原爆が投下されたのも
もしかしたら偶然を装っての
天の配材ではないか?
戦争で滅亡を避けられない宿命が
人類にあるとしたら、
それを回避するためには
「他所ではだめだ。ヒロシマだ」と。
それは宇宙創成の時代から
決定されていたともいえる。
ヒロシマが世界を救うと
宇宙の大いなる意志に
選ばれた地ともいえる。
すべては魂の深いところで許可が
なされているから起こるという。
地獄をさまよった多くの命の強さ、
その後の苦闘の人生を生き延びて
こられてなお、
自己を顧みず世界平和の実現を
祈り、願い、行動される
多くの平和の戦士に改めて
敬意を表したい。
「報復」という正義が世界を
凌駕しているように思えるが、
「ヒロシマの願い」
「ヒロシマの精神」は宇宙レベルで
支持されていると知る。
8月6日がお祭りのようで
好きではないと思う被爆者は
多いと聞く。
私自身も無力感を感じるところ
でもある。
しかしひとりひとりの思いを
世界へ広げる役割を我々は
担っている。
それは実際に世界を動かす
力があると気づかされた。
空を見上げたら「ああ、幸せ」と
泣きそうになる。
この平和こそが何より大事だから
たゆまず進むと決意を新たにした。
■「ヒロシマレクイエム」のご案内
日時 令和4年8月11日(祝)午後2時開演
(13時30分開場)
会場 北広島町まちづくりセンター
(北広島町有田1234
北広島町役場本庁裏手)
参加費 1500円
内容/第1部 講演会 岩田美穂氏
絵本「いわたくんちのおばあちゃん」より
第2部/コンサート 新屋まり、吉野妙
アンサンブルPoco、中濱ゆかり
指揮/三待美佐穂
※被爆者の遺作である詩を作曲。
「声 三部作」として合唱曲します。
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