(川田利輝さん撮影)
関係構成論プログラムを構成している三つの論系ゼミ、
「プラクティカル・エシックス」、
「対人コミュニケーション研究」、
「バイオメディカル・エシックス」が、
去る1月17日の6時限・7時限に、
第一会議室において合同ゼミを開催しました。
これは、倫理学的な思考を学んでいるゼミ生と
社会学的な思考を学んでいるゼミ生が一堂に会することで、
互いの手法の違いを意識化しつつ、その融合の方向を探るための行事です。
今回のテーマは、
「コミュニケーション」。
問われたのは、
ひとが没コミュニケーションに傾く理由と、
差異ある人々におけるコミュニケーションの倫理、でした。
内田拓哉さん(合同ゼミ運営委員)の感想
今期の合同ゼミでは「コミュニケーション」を扱いました。
一口にコミュニケーションと言っても、
日常会話からメールでのやりとり、
医師と患者のやりとりまで、
その言葉の意味するところは様々です。
今回は"没コミュニケーション
(コミュニケーションしない、コミュニケーションできない)"
をきっかけにディスカッションをし、
コミュニケーションの不確定な側面をどうすべきか考えました。
例えば
医師と患者のコミュニケーションがうまくいくために仲介者を置く、など
コミュニケーションのあり方について様々な議論がなされました。
各ゼミの専門をもちよることで、
お互いにとって新しい発見のあるよき学びの場であると感じます。
合同ゼミ運営委員のみなさま、ありがとうございます。