アカにつける薬

Free Asia Network (略称:FAN)

総理のニュースソースは国民と同じ!?

2010年11月23日 | 過去記事倉庫
今回の北朝鮮による攻撃に対し、
各国はすばやく韓国支持の声明を出していますが、日本は
麻生元首相の時と同様、「大変なことになった」というだけで
明確なメッセージをすぐには出せませんでした。

劉暁波氏の平和賞受賞の時も、菅首相は祝福メッセージを出しませんでした。
即断で韓国支持のメッセージを出せなければ、意味がない。

<アメリカ>
アメリカのホワイトハウスは、韓国と北朝鮮の間で砲撃戦が起きたことについて声明を発表し、韓国政府と緊密に連絡を取り合い、詳しい状況の把握に努めているとしたうえで、「アメリカは北朝鮮による今回の攻撃を強く非難する。北朝鮮には交戦行為をやめ、韓国との休戦協定を順守するよう強く求める。アメリカとして、同盟国である韓国の防衛と、地域の平和と安定の維持を支える立場を、いま一度明確にする」と述べました。

<イギリス>
北朝鮮軍による韓国砲撃について、英国のヘイグ外相は23日、「強く非難する」
との声明を発表した。
声明は「北朝鮮は何の挑発を受けたわけでもない」として、北朝鮮の一方的な攻
撃だったとの認識を示す一方、李明博(イミョンバク)大統領が戦闘拡大の阻止を
指示し、「抑制」姿勢を示したことを歓迎した。

<EU>
北朝鮮による韓国への砲撃について、欧州連合(EU)のアシュトン外交安保上級代表は23日、「強く非難する」との声明を出した。
同上級代表は、抑制的な対応を指示した韓国の李明博(イミョンバク)大統領の行
動を評価する一方、北朝鮮に対しては「行動の自制と休戦協定の完全な順守」を
要求した。

<オーストラリア>
北朝鮮軍による韓国への砲撃で、オーストラリアのギラード首相は23日、「北アジアの安定を脅かすものだ」と非難する声明を発表した。
その上で、「北朝鮮に国際法の順守と敵対的行動の中止を求める」と呼びかけた。
また、ラッド豪外相は23日、キャンベラで記者団に対し、日韓などと対応の協
議を始めたことを明らかにした。

<ロシア>
北朝鮮軍による韓国への砲撃について、ロシアのラブロフ外相は23日、「今回の事件は非難に値する事態だ。砲撃を始めた者は、大きな責任を負わねばならない」と述べ、名指しは避けながらも北朝鮮を非難した。
訪問先のベラルーシでの記者会見で発言した。
ラブロフ外相は関係国に対し、事態の沈静化と再発防止に向け、「迅速な措置」
をとるよう求めた。ロシアは、今年3月の韓国海軍哨戒艦沈没事件などで、中国
と共に北朝鮮寄りの立場をとってきたが、今回は非難を明確にした。

<中国は双方に自制求める>
胡政権は北朝鮮の砲撃を「快く見てはいない」と評した。中国は、今年3月の韓国軍哨戒艦沈没事件で緊張した朝鮮半島情勢が改善しつつある中、「再び事件を想起させる事態を引き起こした」(同筋)ことにいらだちを強めている。


<日本>
(1)情報収集に全力を挙げる(2)不測の事態に備えて政府全体として準備する--よう指示した。
首相は一報を受けた後、公邸でテレビをみながら「大変な状況だ」と語ったとい
う。

菅総理
「どういうことが起きても対応できるよう備える。国民に備えは万全と言える態
勢をつくりたい」

安住淳副防衛相
「現時点では、日本の安全保障の状況を脅かすような兆候はない」

北沢俊美防衛相
「(事態が)拡大するかしないかというのが、一番のポイントだ」

外務省幹部
「過剰な反応は北朝鮮の思うつぼだ」

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「たった30分間」の関係閣僚会議を終え、仙谷官房長官が23時、やっと声明を出しました。

北朝鮮の行為について「許し難い。強く非難する。北東アジア全体の平和と安全を損なうものであり、直ちにやめるよう求める」と強調。また、「現時点で、国民生活に直ちに影響を及ぼす事態ではないと認識している。冷静に対応してほしい」と国民に呼び掛けた。

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…遅いです。
少なくとも韓国を支持するメッセージは、会議を開かなくても総理が即断で出さなくてはいけない。
これだけの声明を出すのに半日もかかっています。




<菅総理の情報収集はテレビ>
FNNニュースより
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00188406.html

午後4時35分  古川官房副長官が官邸に到着
午後4時40分 総理、首相公邸から官邸に入った。
午後5時現在 総理、連絡室や、外務省、防衛省などからの情報について報告
を受けている
午後4時50分 仙谷官房長官も官邸に入った。

菅首相は午後4時ごろから、首相公邸で民主党の議員と会談している際に、首相
自身が「しっかり事態を把握しなければならない」と議員に語ったという。
おもむろにテレビをつけて、画面を見ながら、真剣にその画面に見入っていたという。


<Twitterで拾ったつぶやき>

★マジでネタかと思ったらホントだったでござる・・・( ´・ω・) 【【朝鮮戦争】菅首相「しっかり事態を把握しなければならない」と語り、おもむろにテレビをつけて見入る 】 

★北朝鮮砲撃の一報をうけた菅総理はテレビを見ながら「大変な状況だ」と語ったらしい。茶の間でテレビを見てるうちのじいさんと同じだ。

★報道がなければ知らなかった、と…

★たぶん菅首相は、もしも北朝鮮と日本が砲撃戦になってもテレビで知ります。

★過去、テレビで震災見物していた総理大臣を思い出しました

★「大変な状況だ」(違う意味で。)RT ●●● 北朝鮮砲撃の一報を受けた菅首相はテレビをみながら「大変な状況だ」と語りました

★朝鮮半島でこんなことがあった時の政府が菅や仙谷なんて、なんて日本はアンラッキーなんだって思う…

★一瞬笑ったけど、笑ってる場合じゃない事に気付いた。 【朝鮮戦争】菅首相「しっかり事態を把握しなければならない」と語り、おもむろにテレビをつけて見入る

★菅さんよー。情報収集する様に。不足の事態に備える様に指示したって、そんなのあったりまえでしょ。そっから先があんたの仕事なんじゃないの?

★もう一度お遍路からやり直すか?

★機密情報をネット流失するような無能管理能力の政府にどこの国が情報を流してくれる?テレビ並べてニュース番組とPC並べてネットで情報収集チェックを官邸の一室でしているだけだろ!!無能菅内閣よ!

★菅総理、北朝鮮砲撃を報道で知ったとのこと…この政府、日本にミサイルが落ちても「遺憾」と言いそうでコワい(‥;)

★×菅「不測の事態に備えたい」◯菅内閣自体が不足の事態

★菅の情報収集を待っていたら仙石にもみ消され受け取る前に必要なくなっている。

★日本が砲撃されてもテレビ見るまで気づかなそう、この人。

★北よりなの?菅さんは。 - 午後2時34分に攻撃があったが、菅さんの民主党政権は知らん顔。韓国政府や北に、対して何らかの声明すら出さない。

★柳田前法相、残念だったなw。1日と少し粘れば、失言事件がふっとんだのに!

★菅総理の緊急閣僚会議も30分で終了したそうです…

全共闘の亡霊

2010年11月20日 | 過去記事倉庫
理想を失った全共闘の亡霊が、
今、最期の断末魔の叫びをあげている。

毎週毎週、これだけ多くの反政府デモが行われるという状況は
まさに仙谷官房長官や菅首相が活躍した大学紛争、安保闘争以来ではないだろうか。

尖閣事件が勃発してから、もう2カ月半になるが
デモはおさまるどころか、全国各地に飛び火している。
その参加者も、どんどん増えている。
デモの参加者は、決して一部の右翼団体などではなく
普通の家族連れやサラリーマンなど、
生まれてはじめてデモに参加するという人が多い。

かつて、国会議事堂に向けて火焔瓶を投げ、ゲバ棒を振り回していた
現在の内閣の重鎮たちは
今、まさに立場が逆転し、
自らが反政府デモの標的となっているこの状況を
いったいどのような思いで、受け止めているのだろうか。

全共闘とは何だったのか。
あの安保闘争とは一体何だったのか。
わたしたちの世代で、その答えを出そう。

日本中の国民が、戦後のこの国の歴史と
正面から向き合うことを迫られている。


「流出」ではない救国の「公開」である

2010年11月14日 | 過去記事倉庫
西村眞吾の時事通信より)

 尖閣沖での中国漁船の巡視船に対する衝突映像が「流出」したと毎日うるさい。すると、小生にも取材がくる。
 そこで言った。「流出」ではない「公開」だと。
(記者に)「君の会社の新しい雑誌を全国の売店に送ったとする。それを君は、今まで知られていなかった情報が『流出』したというのか。言わないだろう。それと同じだ。この度の映像も『公開』されたのだ」

 この度の映像は菅内閣が、政治的考慮で国民に見せないと決めただけのものである。国会議員も見たし海上保安庁の誰でも見ていた。見た国会議員は、得意になって図に書いたりしてテレビの前で映像の内容を説明していた。秘密でも何でもない。
 その映像が公開されて何が明らかになったのか。
 それはまさに、菅内閣の映像を国民に見せないという「政治的考慮」そのものである。それは何か。すでに書いたように見る前から分かっていたが、百聞は一見に如かず、より万人に明らかになった。
 それは、菅と菅内閣は、中国に屈服して国民の「知る権利」よりも、中国共産党の意向を優先したこと、つまり、中国の言論統制を我が国に持ち込んだのだ。
 これほどの、国家に対する裏切りがあるか。
 これが明らかになったのだ。
 この意義は、計り知れない。何故なら、国民は映像を観ることによって中国の本質を知り、菅内閣によりそれを見えないようにされていたことも知ったからである。危ういところで、中国の統制下に入っていることを知らずに暮らし続けるところであった。
 これは、「救国の公開」と言える。

 それともう一つ明らかになったことがある。
 それは、また検察が国民に嘘をついた、ということである。
九月二十四日の那覇地検次席の、中国船長釈放時における記者会見を想い出されよ。次席は、釈放の理由を船長による被害は「軽微」であると言った。
 しかも、この公開された映像は、那覇地検、福岡高検そして最高検まで回覧されていたこともこの度明白になった。つまり、検察は最高検から地検まで、この映像を観た上で、「軽微」と言ったのである。これは明らかに組織的な嘘だ。
 この検察が、連日、海上保安官を「任意」で取り調べている。そして彼の乗っていた船のなか、さらに彼の自宅まで捜査に入っている。
 アホ、止めろ。貴様らには、その資格はない。
 映像公開によって、検察の嘘が明らかになった本件に関して、嘘をついていた検察はクリーンハンドではない。手が汚れている。

 また、先ほどテレビニュースを見ていると、海上保安庁内では、映像を公開した者を「海上保安庁に大変な迷惑をかけたけしからん奴」という者もいると記者が伝えていた。
 馬鹿も休み休み言え。連日海上保安庁に迷惑をかけているのは、中国に屈服した奸・菅内閣であり、嘘がばれた検察であり、テレビカメラを抱えて庁内ところかまわず走り回る頭のからっぽなマスコミではないか。