4.25沖縄県民大会(米軍普天間飛行場の早期閉鎖・返還と、県内移設に反対し、国外・県外移設を求める県民大会)に行ってきました。
25日、午後3時から読谷村運動広場で開催。
「なんでこんなへんぴな場所で?」と思うほど、那覇から遠く離れた会場です。
主催者発表では、参加者は9万人ということですが、
それはあり得ません。
明らかな偏向報道です。
主催者は、9万人もの県民が参加したということをもって
県外移設が県民の総意であるかのごとく、アピールするようですが、
9万人という計算の根拠を示すべきであると思います。
通常、このような大会ではゲートでカウンターを持ったアルバイトが
通行量調査をしていると思いますが、
私が中に入るまで、そのような調査要員は1人も見かけませんでした。
見おとしたのか? どこかで通行量調査をやっていたんでしょうか?
産経新聞によると、参加者は3万人前後だったのではないかと報道しています。
実際に会場の運動場の中にいたのは、2万人以下だと思います。
(運動場の定員が2万人ですから)
この運動場の写真を見ていただくとわかるとおり、
かなり間をあけて座っていました。
隣りの人との距離が、すごくあいてるのがわかりますか?
ガラガラです。
この写真は、たぶんピーク時だと思います。こんなもんですね。
最初はテレビ局のヘリが上空を飛んでいましたが、
途中で中継をやめたのだそうです。
大会が盛り上がっている時に、上空から中継したのでは
あまりにもガラガラなのがわかってしまうから、なのだとか。
そもそもこの運動場の定員は、ぎっしり座って2万人。
10万人の参加者を目指しているのなら、なぜ最初から10万人収容できる会場を選ばなかったなのでしょうか?
主催者は、最初から2万人ぐらいしか来ないと、見越していたからでは?
10万人会場で、実際に2万人しか来なければ、
空席が目立って、集会は失敗という印象が強くなります。
それで、最初から2万人ぐらいのこの会場を選んだんでしょうね。
考えてみてください。
定員2万人の会場に9万人が押し寄せたら、
押し合いへし合い、大変なパニックになっているはずです。
そんな無謀な計画、警察が許可しないでしょ?
明石歩道橋の事故がありましたが、あんな感じにならないとおかしいです。
実際は、もう余裕で歩けますし
帰りも全然止まらずにスタスタと出口まで出られました。
行ってみてわかったことですが、
この運動場の周囲には林や野球場があります。
運動場に入れるのは2万人。
あとの人は、大会には参加せずに、周囲の林や芝生で昼寝したり、
厚いので木陰にシートを引いてお弁当を食べたり、
ピクニックのように遊んでいる子どもづれもありました。
周囲の林や球場では、大会はもちろん見えませんし、
音声もほとんど聞こえませんでしたよ。
この人たちが、たぶん残りの1万人なんでしょう。
この人たちは、たぶん動員されただけなんでしょうね。
「この暑いのに、やってらんねえよ……」というところだと思います。
こういう人たちや、一応顔だけ出してすぐ帰った人も入れて、3万人という数が、
正確な数字かなという印象でした。