には、
疑問に思っていた。
ノコギリクワガタがいた!
貼り付けた画像の個体だ。
密かに自分なりの解明を企んでいたが
お手上げだ。
Arnaud et Lacroix, 1991に
パトリックたちが
ルソン北部マウンテンプロビンスから
得られた小型のノコギリクワガタを
Prosopocoilus marioniと記載した。
しかし
記載分に解説の微細画?では
よく解からない。
当初から
小型のP. gertrudaeと思われていたし
私も小さいP. gertrudaeだ!
と考えていた。
昨日
ルソン北部で得られた標本の整理をしていたら
小型の25mmほどの
♂に手が止った・・・
みょーに
背面側から見ると、頭部・胸部・上翅までの
点刻も非常に荒いし
頭部に点刻のキメが荒い。
質感も違うように感じた。
さすがに研究者ではないので
直感だけだが
これこそが
Prosopocoilus marioniではないのか?
gertrudaeのように見えるが
違うものに感じた。
25mmという小型個体であるが
これは小型個体じゃなく
通常サイズなんではないかと思えてくる
変異の一端かもしれないが
私にとっては
興味深い個体だ。
これは
灯火で採られた個体で
昨年の今時期だ。
このポイントは
通常gertrudaeが採れる場所より
さらに標高も高く気温が低い場所で
採れる場所は解かっている。
私も12月にここで採集をしたが
かなり寒く凍えたのを覚えてる。
現状何ともいえないが
パトリックが
gertrudaeと別物だと
言うのであれば
これこそが
幻の
Prosopocoilus marioniではないのか!
一応
売りには出しますが
売れなければ
gertrudaeとの比較に
鑑定に出す予定です。
もしgertrudaeではないのであれば
採集しに行くぞ!
場所は解かる!
でわ
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