2019年飲食店経営におけるポイント

新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2019年の飲食店経営はどんなことに取組んでいけばよいのか、まとめてみましたので、参考にしていただければと思います。


１．人手不足への対応力強化
これは今年に限ったことではなく、これからの人口減少時代に中長期的に対応していくためにも時流適応しておくことが大切です。

１）会社としての人材採用力の向上
残業時間の削減、労働環境の整備、成長実感、キャリアアップのステージ作りなど、給与以外の“待遇・報酬”も整えて行くことが大切です。
さらに、補充採用ではなく“計画採用”にシフトすることで持続的な安定成長の基盤作りが必要です。
具体的には、新卒採用や外国人採用、育成プログラムの整備が必要になります。

２）運営スタッフが少なくて済むビジネスモデルの開発
機械化、セルフ化、ＩＴ化などそもそも営業活動において少ないスタッフ人数で運営可能なビジネスモデルへのシフトが重要になります。
（例）料理注文のセルフ化、料理配膳の機械化、ドリンク提供のセルフ化、各種経営データ分析の自動化などの取組みを会員企業様と実際に進めていっており、事例化が進んでおります。



２．衰退市場と成長市場の見極め
今年秋に予定されている消費税アップによる消費の衰退も想定しておくことも必要です。
一方で外国人観光客の増加は明確な成長市場なので、チャンスのある会社は積極的に取り組んでいくことも必要です。
また、軽減税率の導入で中食市場（テイクアウト専門店など）も伸びると思われます。
いずれにしても伸びる市場と衰退する市場をしっかりと見極め、時流適応していくことが大切です。



今年も少しでも皆様の経営のお役に立てるように、研究会を中心として、各種セミナーを開催して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。