【飲食店経営】にすぎのコンサル日記

飲食店経営お役立ちノウハウや繁盛のコツを日々掲載いたします

いま多くの現場で起こっていること

2015-07-28 07:14:31 | 繁盛のコツ
ここ数ヶ月の間に様々なご支援先や外部の店舗の様子を聞いていて、一つ共通することがある。


それは「人不足による機会ロス」です。


単純に人が居ないから席回転が鈍るというレベルのものではなく、


““一気に多数のお客様が来ると対応できないから入店をお断りする””というものである。


当日の飛び込みでオープン前2、3時間前に「グループ30名で行きたいのだけど、席空いてますか?」という問い合わせに対して、


「申し訳ございません・・・」とお断りを入れるという対応である。


数字がなぜか変な下がり方をしているお店ではおそらく高い確率でこういった対応が行われている。


また、人が居ない・不足がちの状況は「店舗の水準を低下させる」ことにも繋がっていく。


店長はこれ以上人に辞められては困るため、アルバイトやパートにあるべき水準を要求しづらくなっていきやすい。


こうなるとますます“バイト天国化”していく。


このスパイラルに陥ると、現場の店長任せでは元のあるべき形には戻りにくいため、本部の介入や本部による新しい取り組みが必要になる。


いずれにしても、もはやヒットコンセプトを持っているかどうか!?ということよりも、人の定着や人の採用、店舗内制度設計など、会社自身のマネジメント力の次元上昇が求められている。


上記視点で自社を見つめなおしていただければと思います。

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