以前、ある上場企業の経営者に「成功は失敗の始まり」という言葉を聞かされた事がある。
成功による傲慢さや、素直さの欠如、などが転落への第一歩だということだろう。
ビジョナリーカンパニー3にある衰退の5段階の第一段階にもそう書かれている。
今日は福島県のご支援先にコンサルティングでおじゃました。
3月の震災で当然被災された。しかし、4月には単月黒字を確保し、以降、数字は絶好調である。
完全に3月10日までの趨勢に戻っていて、この7月も既存店舗は昨対120%程度の推移を記録している。
被災地におけるこういった現状を「震災バブル」という人もいる。
たしかにそういった側面もあるだろうが、しかし、現地には再開できないお店も多いし、心が折れてしまった経営者も多い。
そんな中、いち早く会社を前向きに動かしたこの会社は素晴らしいと思う。
昨年新規出店した店舗も好調で、非常に高い利益率を出してくれている。
このお店は、店舗段階の経常利益率は、25%を越える。
数年前赤字だった会社は見事にPL、キャッシュフローともに改善し、“小さな優良企業”として形が整った。
僕はこの数年、そして、震災以降、彼らを横で見てきて思うのは、「素直」だということ。
特にこの震災以降は、「目の前のやれることに集中する」というフロー理論の通りのパフォーマンスだったと思う。
今日は10名強の一部の社員さんたちに集まってもらってミーティングの時間を共有させていただいた。
正直、震災を現地で経験していない自分が、どんな風に話をすればいいのか、最初、戸惑った。
しかし彼らは、とうに立ち直っている。そして、「目の前のやるべきことに集中できている」様子だった。
だから、あえて、少し厳しい話をした。
今の成功に囚われないで欲しい。
成功に固執して、「挑戦する気持ち」や「素直にお客様に一生懸命の営業をする気持ち」を、無くさないで欲しい。
そんなことを伝えさせていただいた。
この会社は持続的にまだまだ伸びると思う。
「小成功病」に囚われないでで欲しい。
心のリミッターが、個体の成長を止める。
だから、あらゆるものに囚われない本当に強い「ライフスキル」を磨いて欲しい。
そして、本物になっていって欲しい。
こんなことを言いながら、今日は僕が一番勇気をいただいた気がする。
ブログ読者の皆様、是非、囚われず、揺るがない心を持って、前に進んで、今を楽しんでいただければと思います。
成功による傲慢さや、素直さの欠如、などが転落への第一歩だということだろう。
ビジョナリーカンパニー3にある衰退の5段階の第一段階にもそう書かれている。
今日は福島県のご支援先にコンサルティングでおじゃました。
3月の震災で当然被災された。しかし、4月には単月黒字を確保し、以降、数字は絶好調である。
完全に3月10日までの趨勢に戻っていて、この7月も既存店舗は昨対120%程度の推移を記録している。
被災地におけるこういった現状を「震災バブル」という人もいる。
たしかにそういった側面もあるだろうが、しかし、現地には再開できないお店も多いし、心が折れてしまった経営者も多い。
そんな中、いち早く会社を前向きに動かしたこの会社は素晴らしいと思う。
昨年新規出店した店舗も好調で、非常に高い利益率を出してくれている。
このお店は、店舗段階の経常利益率は、25%を越える。
数年前赤字だった会社は見事にPL、キャッシュフローともに改善し、“小さな優良企業”として形が整った。
僕はこの数年、そして、震災以降、彼らを横で見てきて思うのは、「素直」だということ。
特にこの震災以降は、「目の前のやれることに集中する」というフロー理論の通りのパフォーマンスだったと思う。
今日は10名強の一部の社員さんたちに集まってもらってミーティングの時間を共有させていただいた。
正直、震災を現地で経験していない自分が、どんな風に話をすればいいのか、最初、戸惑った。
しかし彼らは、とうに立ち直っている。そして、「目の前のやるべきことに集中できている」様子だった。
だから、あえて、少し厳しい話をした。
今の成功に囚われないで欲しい。
成功に固執して、「挑戦する気持ち」や「素直にお客様に一生懸命の営業をする気持ち」を、無くさないで欲しい。
そんなことを伝えさせていただいた。
この会社は持続的にまだまだ伸びると思う。
「小成功病」に囚われないでで欲しい。
心のリミッターが、個体の成長を止める。
だから、あらゆるものに囚われない本当に強い「ライフスキル」を磨いて欲しい。
そして、本物になっていって欲しい。
こんなことを言いながら、今日は僕が一番勇気をいただいた気がする。
ブログ読者の皆様、是非、囚われず、揺るがない心を持って、前に進んで、今を楽しんでいただければと思います。