【飲食店経営】にすぎのコンサル日記

飲食店経営お役立ちノウハウや繁盛のコツを日々掲載いたします

駅前ローカル商圏での多利用動機対応による業績アップ成功事例

2020-06-01 20:11:14 | 繁盛のコツ
新型コロナウイルスが拡がる前、私たちは利用動機の幅を広げた業態提案を行ってきました。

例えば、焼肉酒場というビジネスモデルは、

焼肉を食べたいという需要とお酒を飲みたいという需要の両方を取り込むビジネスモデルです。

また、ラーメン店向けには、ラーメン酒場というモデルを提案していました。


郊外ロードサイド立地では酒を飲む動機の獲得は簡単ではないですが、

駅前立地であれば、この需要は取り込めます。

ラーメンチェーンの日高屋や牛丼チェーンの吉野家も

「ちょい飲み」という打ち出しでこれらの利用動機の獲得をしてきました。


コロナ禍によって、テイクアウトニーズの獲得やデリバリーニーズの獲得なども利用動機の拡大と言えますが、

お客様のニーズが新型コロナ禍によって変わりました。


ある駅前立地のラーメン店ではこの5月、前年を大きく上回る売上を獲得されました。

前年比129%超です。


ラーメンを食べたいという食事動機、夜は酒を飲みたいという飲み動機、

そして、新型コロナによって生まれた、持ち帰り(テイクアウト)、宅配(デリバリーニーズ)への対応です。


この事例には、私たちも非常に勇気づけられましたし、嬉しく思っております。


新型コロナ禍によって私たちの外食業界は非常に大きなダメージを受けました。

しかし、ニューノーマル(新常態)と言われるこれからの時代のニーズにしっかりと対応していけば、

結果がついてくる可能性があるといえる事例です。


ご商売をされている地域や立地、業態、企業背景によって、

今回の新型コロナ禍からの回復トレンドには間違いなく「差」はありますが、

ぜひ、お客様の利用動機という観点から、自分たちの店は何をやるのか?

を考え、集客シナリオ(戦略)を再構築していってもらえればと思います。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。