goo blog サービス終了のお知らせ 

【飲食店経営】にすぎのコンサル日記

飲食店経営お役立ちノウハウや繁盛のコツを日々掲載いたします

9月10月にパートアルバイトの採用活動をすることの重要性

2015-09-09 21:59:47 | 繁盛のコツ
前回8月の繁忙期に人の充足が足りずにチャンスロスで業績を下げたお店の話しを書かせていただいた。


8月に人不足で悩んだお店も9月に入り、これから3ヶ月間は閑散期に入るため、人の不足感は当然であるが“やわらぐ”。


イメージではこんな感じだ。


“8月は人が足りずに大変だったけど、9月になりお客様の数も落ち着いてきたので、人の不足感はとりあえず一旦は一段落しています”


しかしこの9月・10月はパートアルバイトの求職者が動き出すタイミングである。


つまり、人が比較的採用しやすいこのタイミングで募集をかけ、店舗内戦力の充実化を図り、2~3ヶ月かけて【育成】し、体制と戦力を整えて、12月、年末年始の繁忙期に備えることが“業績アップの肝”なのである。


また、学生アルバイトの多い店では来春(2月、3月)の卒業で主力が抜けることは今の時点でわかっている話である。


であれば、年明けのテスト期間や春休みで人が採りにくく、また採れてもタイミング的に“ 戦力化に間に合わない ”こともわかっている話である。


つまり、向こう半年の業績を左右するのがこの秋の採用活動と育成活動なのである。




面白いもので、お客様目線での需要期と採用マーケットの需要期はズレている。


多くの経営者、店長は、お客様目線の需要期には敏感である。


だから、逆に言えば上記の視点を持てて、採用&育成活動に行動を移せるお店や会社は、これからの“ 閑散期の人材対策 ”が向こう半年の業績アップにつながり、それが他店との差別化につながるのである。


12月、年末年始、さらに来春の繁忙期に夏の繁忙期と同じ轍を踏まないためにも、9月・10月においては【採用マーケティングと育成】に力を注いでいただければと思います。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。