【飲食店経営】にすぎのコンサル日記

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接客力強化における船井流 3・7 の アイテムパワーの原則

2011-10-18 19:57:25 | 繁盛のコツ
3という数字は、一目で数が把握できる数字である。


目の前に石ころが3つ転がっていると人は誰もが一目で「3つ」と確認できる。


しかし、7つとなると、一目で数が把握できなくなる。


3店舗までは誰でもマネジメントできるが、7店舗になると一つハードルが上がるのも「アイテムパワー」である。


今日コンサルティングでおじゃました会社では直営事業以外にもいくつかのFC事業をやっている。


そして、FC事業となった場合、マーケティングは全て本部が担うことになるため、マーケティング的な取り組みは基本的には本部任せとなる。


では、それ以外の要素でもって、集客力を高める方法となると、マンパワー強化や接客力強化となる。



接客力といえば、MKタクシーさんは、「3」のアイテムパワーが存在する。

1)ドアを開けてのお出迎え

2)社内の空調温度の確認

3)ドアを開けてのお見送り

である。


先日上海でみた海底労火鍋さんで言えば、「7」のアイテムパワーである。

1)ウエイティングコーナーでの靴磨きサービス

2)ウエイティングコーナーでのネイルサービス

3)ウエイティングコーナーでのゲームコーナー

4)めがねのお客様へのめがね拭きの手渡し

5)携帯電話をナイロンにしまってくれる

6)上着やバッグへの布かけ

7)トイレでのおしぼりの手渡し

8)カンフーラーメンの実演パフォーマンス

などなど、7つを越える数のサービスが存在する。


ゆえに、「接客力がすごい」という印象が、他の店と比較にならない「圧倒的な存在」として認知される。



品揃えだけでなく、接客サービスをアイテムパワーの原則に則って、品揃えしてみるのも面白い。


接客力で差別化を印象付けたい場合、上記視点を参考にしていただければと思います。

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