SAKUママ・気の向くまま♪

日々のできごと。
9歳と11歳の女の子の育児中のできごとなど。

ジェインのもうふ

2007-12-24 | 絵本のこと


「ジェインのもうふ」

アーサー=ミラー作
アル=パーカー絵
厨川圭子訳
偕成社


アメリカの童話です。
1冊読み終えるのに20分くらい掛かるけど
じっと聞き入る娘たち。


主人公のジェインはピンクのあかちゃん毛布がたからもの。
いつでもどこでも、この毛布を握っています。
ジェインが大きくなるにつれて毛布はだんだん古くなり、
いたんで小さくなっていきます。
それでもジェインにとっては大切なたからものなのです。


Sの場合、毛布ではなく ガーゼのハンカチ。

1才3か月で卒乳してから眠る時には必ず、
このガーゼをホッペにあてて眠るのです。
もう何年も使っているから本当にボロボロ・・・
本人は
「ボロボロになったのを見ると悲しいから、
なるべく見ないようにしている」
と言うのです(笑)


そのガーゼ。
私の実家に忘れてきて2日間使っていません。
このまま「卒業」するのでしょうか・・・


このお話の最後。
ジェインのもうふがなくなってしまう時
ジェインのパパがこう言います。
「ジェインがもうふのことを思い出す時、
もうふはまたジェインのものになるんだよ」
このパパの言葉を読むとき、
私は泣きたくなるのをこらえながら読みます。

Sの気持ちと重ねてしまうから。
ジェインの切ない気持ちが分かるから。


実は私も小さい頃、毛布大好き。
毛布なら、どれでもよかったそうですが
家族と買い物に行った私が
デパートでいつの間にか いなくなり
探しに探し回ったら、
売り物の毛布に頬をつけて眠っていた・・・
というエピソードがあるのだそう(笑)


ジェインはどこかSであり、そして幼い頃の私でもあるのです。。

 



 


おかあさんがおかあさんになった日

2007-10-10 | 絵本のこと


最近のYのお気に入りの絵本はコレ。

「おかあさんがおかあさんになった日」
長野ヒデ子作
福音館書店
 

私もすごくすご~く大好きな絵本。

最後のページで何度泣いたんだろう・・・

「読んで~」と
持ってきてくれた時には嬉しかったけど
連続3~4回となると・・・
正直少々疲れております。。

ほぼ暗記しています。

 

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講師を引き受けた絵本の講習会。
昨日、無事に終了しました。

終わってからのアンケートを見せていただいたところ
99%の方が
「参加して大変よかった」
「是非また参加したい」
というところに○をつけて下さっていました。

ホッと一安心です。


読み聞かせを交えながらの講習会。
今回は託児付きのだったこともあり、
参加してくださった方は
話しに集中できたようです。

私もとても勉強になりました。

 

「絵本」から多くのことを伝えてもらったいる私。

だけど
聴いてくれる我が子がいなかったら
こんなに好きになっていなかったはず・・・

連続の”読んでCALL”に負けず
ますます楽しみたいな~。

 



 

 

 

 


主人公

2007-09-19 | 絵本のこと


最近、ゆっちがハマっている絵本。

「おいていかないで」
筒井頼子作 
林明子絵
福音館書店

お兄ちゃんと妹の話なんだけど
お兄ちゃんはSなんだって。
主人公の妹はもちろん自分。

大好きな絵本やさんが
「人生で一人の人間が体験できる世界は限られているけれど
絵本の中ではいつでも主人公になれる。
子どもは主人公になるのが上手。
たくさんの絵本の中で主人公になって旅して欲しい
いろいろな世界を味わって欲しい」
と言っていた
そんな話を思い出した・・・

読むたびにYなりの発見があり
感じ方があるらしい。。

何度も読んでとせがまれて暗記しそうです。

 


バルバルさん

2007-08-19 | 絵本のこと


SとYが
「ビンビ ビィーン♪ オレかっこいい~
と言うので
何だ??と思っていたら、絵本の1フレーズでした・・・
 
我家の最近のヒット作。

「バルバルさん」 
乾 栄里子 文 
西村 敏雄 絵  
福音館書店

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  来月と再来月に絵本の講座の仕事を頼まれました。
  司書の資格があるわけでもない私でいいのだろうか・・・
  依頼者の方と話を何回かしているうちに
  「子育て中の母」としてのウエイトを必要としていることがわかり
  引き受けることにしました。

  これまで絵本セミナーで勉強してきたことや
  子ども達に絵本を読んできて思ったこと感じたこと
  ・・・少しでもうまく伝わるといいな~。

  講座の中で紹介する絵本
  参加者にプレゼントする絵本
  これから、選ぶのがとっても楽しみ。。


絵本大好き+α

2007-07-28 | 絵本のこと

天童市美術館で開かれている絵本の原画展に行ってきました。

大好きな絵本の原画が沢山見れる!と私はウキウキ。
お友達と一緒だと絶対騒ぐであろうSに釘をさしつつ、
絵に見入っていた私。

イラストレーターのお友達も一緒だったので
画法や使っている素材についても教えてもらって、楽しさ倍増!

ふだん目にしている絵本の挿絵とはやっぱり全然違っていて、感動~


楽しく帰ってくるはずが・・・
帰りに寄った「販売コーナー」がトラブルのきっかけに

ポストカードをお友達が2枚買ったからSも2枚欲しいと大暴れ!
美術館に響き渡る大きな声で泣いておりました・・・

こういう場所で何かを買うってすごく楽しいのは私にもよ~くわかるの。
だけど
たいていは帰ると、投げっぱなしだったりしている。
「誰かが買ったから」という理由でモノを買うのは私の意に反すること。
1枚だったらいいよと半分折れてもSは折れないし
私もここで揺るぐわけには行かない・・・と意地の張り合い(苦笑)
館外に出ればよかったんだけどね、反省。

結局1枚ポストカードを買ったけど
その後も何だかんだと・・・
私の頭からは湯気が出ていたに違いありません

こういう時の対処の仕方、本当に難しい。


あんなに泣いて暴れたのに
夜になってから
「すごく楽しかった~!」と、Sさん。


“モノより思い出”だと私は思うんだけどなぁ・・・