18年2月3日(土) 日の出 06:40 日の入 17:10
1日NYダウ 25520.96 -665.75 3日ぶり大幅反落
米国株式市場は、ダウ工業株30種が約666ドル下落し、約9年ぶりの大幅な下げ幅を記録した。
1日の下落率としても1年8カ月ぶりの大きさとなった。労働市場の引き締まりによるインフレ見通しへの影響を巡る懸念や米債利回りの急上昇が売りを誘った。
週足でも、ダウとS&P総合500は2016年1月以来、ナスダック総合は2016年2月以来の大幅な下げを記録した。
ホライゾン・インベストメント・サービシズのチャック・カールソン最高責任者(CEO)は「金利急上昇や、それに伴う株式への相対的な影響に対する不快感が増しつつつあるようだ」と述べた。1月の米雇用統計は非農業部門の就業者数が前月比20万人増と、市場予想の18万人増を上回った。
賃金は前年比で2009年6月以来の大幅な伸びとなり、米連邦準備理事会(FRB)は年内の利上げベースを加速させる可能性があることが意識された。
これを受け、米10年債券利回りは2.8450%と主要セクターすべてが下落。マイクロソフトの下げが主導し、ハイテク株は3%安と、下げが目立った。
SBI証券記事より