松風Ⅱ

茅ケ崎の風日記Part2

三月二日のこと

2017-03-03 12:14:51 | 日記
久しぶりのお湿りに

一息ついた感じがする

ガラス拭きには最良の日

暮れに磨き上げたガラス戸も埃や雨に打たれて

ひどい汚れにならないうちに掃除しなければと思いつつ

手を付けることがなかった


磨いたガラスに向かいの棟がくっきりと映る

ピッカピカのガラスは気持ちがいい


     ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆


寒い時は暖かい食事がいい

冷凍庫を覗くと

何時送られてきたのか解らないホウトウが奥に固まっていた

今夜はホウトウ鍋にしよう

ホウトウにかぼちゃは欠かせない

幸い冷凍したカボチャもあった

残りもの野菜 厚切りベーコンが2切れにタマゴを

ぶち込み熱々ホウトウの出来上がり

味は自分流

美味しくても不味くても

褒め言葉もなく小言を云う人もいない


熱々ホウトウには熱燗がよく合うが

生憎アルコールの買い置きがない

直ぐ近くのコンビニまで買いに行くのが面倒なので

玄米茶でホウトウを啜り夕食は終わり


           ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

「おうちで収穫」

100円ショップに売られていたので

苦手な私でも何とかなると3鉢買ってみた

ところが

肝心の青シソの小さな袋には種が入っていない

逆さにしても切り裂いて見てもからっぽ

たまに殊勝気を出してみればこんなもの

さすが100円さん!!








ブログ更新が出来なかった日は

2017-02-13 11:43:01 | 日記
寒い朝のこと
姿は見えずどこで鳴くのか解りませんが
妙な鳥の鳴声がします
耳を澄ますとそれは確かにウグイスの声
寒さに耐えて鳴く声は覚束なく聞きなれた
「ホー、ホケキョ」とはほど遠い鳴声です

さて、しばらくブログ更新を休みましたが
パソコンの修理がようやく終わりました
突然、うんともすんとも言わなくなった W7
ぼつぼつ買い替え時かなと思ってはいますが
もうしばらく様子見とします
休んでいる間、怠けもの私ではありますが
何もせずごろごろしていたわけではありません
結構忙しかったのですよ


先ず2月4日
市民大学最後の講習会
難しい話ながら
何かしら私の脳に刺激を与えてくれたことは確か、
でもこの”もの忘れ”を解決するには至らなかった


2月5日
市福祉課主催の映画を見た(無料)
一般上映中に、評判だけは聞いていたが
前日の講習会で脳の緻密な仕組みと働きを聞いてきたばかりで
ますます脳の不思議を思わずにはいられない
人間の頭の中は一体どうなっているの?
  「博士の愛した数式」


2月7日
昨暮れにご主人を見送って落ち込んでいる友人から
誘いの連絡が入った
電車を乗り継ぎ2時間ほどの家で手作りの食事に
箸をつけながら淋しい話を聞く
それにしてもよくあれだけの食卓を用意したものと
舌を巻いた

2月9日
800人大合唱
会場の市文化会館が改装工事に入るために
今年の合唱は最後になった
出ない声を張り上げる
私はやっぱり人中は苦手と云いながらも
1年半の休みは寂しさを感じる


2月12日
連れ合いの祥月命日
珍しく息子一家と一緒のお墓参りになった
季節柄、毎年の命日は天気に恵まれたことがなかったのに
今年はどうしたことか風もなく快晴で
至極気持ちのいいお墓参りになった
お墓掃除に行くと大抵バッタかチョウが出迎えてくれるが
何故か今回はリスが2匹現れた
昼食をとって解散、若い人たちの休日は忙しい
私はただ疲れた

            *******

2月12日 朝6時45分
富士山の麓に沈みかける月


大山辺り、山肌中央に一直線に引かれた珍しい雲が現れました

寒川神社のねぶた

2017-01-11 07:24:49 | 日記


10日朝、澄みきった富士山に見惚れている時
不意に思いついたのは
”そうだ寒川神社へ行こう”
10年来見続けている「寒川神社のねぶた」
去年は引っ越しの後片付けで行きそびれてしまったのです

9時前なのでまだ空いていることと思ったのに
寒いという天気予報はハズレ
穏やかな日和に境内は結構な人出
突然声をかけてきたご婦人は
池袋から6時台の湘南新宿ラインに乗ってきたといいます
思いつきで行動する私と気が合ったのか
境内はずっと一緒、
あちら様もどうやら一人者らしいのですが
お互い聞きもせず聞かれもせず
他愛ない話をしながら境内を一巡り

干支のねぶたが続き一回りしたところで
その後は古事記を題材に作られています
今年は「稲羽の素菟」
見た限りではよく解りませんでした
作られたねぶたは 
はるばる青森から運ばれ神門を飾ります








途中、農家の庭に毎年楽しませてもらう紅梅が今年も咲きました


ありがとうございました

2016-12-31 16:32:34 | 日記
平成28年最終日となりました
この一年も”松風Ⅱ”ブログに
お付き合いいただきましたことお礼申し上げます
   ありがとうございました

時勢は慌ただしく喧騒の一年でありましたが
時間はお構いなしに過ぎていきます

来る年が穏やかにとは期待できそうもありませんが
個人としましては
何とか他人様のご迷惑にならないようにと願っています
来年も途切れ途切れのブログになると思いますが
お閑の折お立ち寄りいただければ幸いでございます

皆さまどうぞよいお年をお迎えください


寒茜

2016-12-08 11:34:18 | 日記
暮れが押し迫ってから

あたふたするのも嫌なので

12月に入ってからぼつぼつ始めた掃除

今日はパソコンデスク廻りと引出しだけにしよう


チビた鉛筆に

訳の分からないメモ書き

古いレシート

奥に溜まった埃

一年経つとこれは何だろうと思うものまで出てくる


小一時間が経ち

すっかり片付いて気がつくと

机の上から壁にかけて夕日が射し

ガラス戸をしめると部屋はまるで温室の中

日はすでに山の端に沈み茜色に輝いている

「寒茜」という季語を思い出した
 
俳句を嗜まない私にもこの季語は理解できる


因みに歳時記を繰ってみると
俳句の世界では
単に「夕日」といえば夏の季語であり
冬は「冬茜 寒茜 寒落暉」などとも詠むらしい 

中天に夕月が淡く光り始めていた









大人になった孫たちへクリスマスプレゼントの心配がなくなった

ずっと以前描いたオートシェイプ絵をアレンジして


秋の色

2016-12-01 13:12:35 | 日記
陽が射し始め
近くの道を歩きました
イチョウは7分方葉を落し地面は黄色に染まります



これは「秋色あじさい」でしょうか
紅紫色に目が引きつけられます
この渋さ 実に美しい!





夕方
雲間に漏れる光芒が妖しく眩しい



とうとう師走
24時間の日々は長くても
一年を振り返ると過ぎた月日の何と早いことか
カレンダーは最後の一枚になりました

       

写真の断捨離

2016-11-24 23:04:39 | 日記
久しぶりの雪降りなので
寒さをこらえて外で撮った写真、
何を間違えたのかメモリーカードを削徐してしまいました
少しは積もるのかと期待した雪は昼ごろにはすっかり消えて
寒さだけが残っています



断捨離し始めた写真倉庫
倉庫内はすっきりしました
笑われそうな写真をよくもまあ撮ったもの

出てきた写真をアトランダムに

好きな道


広場


入り日


朝の月と富士山




妖雲


輝き



霧の朝

2016-11-20 21:36:20 | 日記
いつもより少~し寝坊した
天気予報を当てにして立てた予定が狂ってしまうと
7時ごろ急いでカーテンを開けると驚いた
当たり一面は濃霧に包まれて真っ白
1950年代 夢中で読んだ原田康子の挽歌を思い出す



大物洗濯をしなければならない
この霧が晴れればれ天候は良くなるはずと
起き抜けに洗濯機を回し始める
7時半になっても太陽はうすぼんやりとして



洗濯ものを気にしながらの部屋の掃除を済ませて
次はガラス拭きと網戸の掃除
やがて霧は晴れて日が眩しくベランダを照らす
久しぶりに汗をかいて一段落
気がつくと朝食を食べていなかった


暖かなので海岸へ出てみると
陽気に誘われたのかジョギングや犬の散歩から一人ぶらぶら歩きまで
私もその一人
気分よく砂浜に降りて見ると
今時には珍しくサクラガイがあちこちに散らばっている
帰りの時間も忘れて拾い集めた
やっぱり小粒の貝ばかりだ




図書室の夕日

2016-10-31 11:04:26 | 日記
電話やチャイムを気にすることなく
ゆっくり本を読みたいと思った
地域の図書室へ出かける、
小さな図書室には蔵書数は少なく
読みたいと思う本も見当たらない
久しぶりに古い「文芸春秋」を2時間余りかけて読んだ
小泉純一郎独白録 等

気がつくと4時半を回っている
やがて室内のカーテンが下され照明がつくことだろう
夕食の買い物は間に合っているがコンビニで
明日の牛乳だけ買って帰ろうと
図書室の外へ出ると
淡いオレンジ色に染まった空に
富士山がほんのり浮かんで
数人のカメラマンがシャッターを押している

小さな図書室の大きなガラス壁に
夕日が射しこみ疲れた目に眩しい。

夜なべに卓上カレンダーを仕上げよう
やくざなプリンターは動いてくれるだろうか





午後10時、ようやく完成
しかし、小さくともこのカレンダーは一番手がかかる
100均に安くきれいなカレンダーが売られているのだが
これは私の年中行事のようなもの
ミスが目につくが得意中の得意の誤魔化しでいこう