いつも周りは笑顔でいっぱいの中のお別れです。
４年前の祖父を看取った時のことを思い出した。
亡くなる数日前にじいちゃんのベットの横で
親戚の皆で酒盛りをしたっけ。。。。
じいちゃんもお酒を少しなめて・・・・皆が帰った後も
「楽しかった」「お酒美味しかった」って言ってたっけな～。
今回は訪問看護での看取りです。
食欲不振で施設からお家に戻ってこられ
自宅で看取りの準備。
好きなものを好きな時に食べて
娘さんたちが歌を歌ってくれたり・・・・
私たちと一緒にアロマトリートメントをしたり・・・
ドンドン痩せてくるのですが頑張っています。
「もうおばあちゃん、頑張らなくてもいいよ～」っと娘さん。
「お家に帰ってこられて、皆さんの楽しそうな笑い声や
好きな食べ物でなかなか逝けなくなってしまっているんですね～」なんて
笑いながら話したり・・・・・
状態の変化に合わせ「介護の仕方」「死について」
ご家族が不安にならないようにタイミングを見計らってお話します。
亡くなる前日は、死後硬直の話しになったり・・・・・
そうすると意識レベルが低い状態の中
手がもぞもぞ・・・タオルケットの中で手を組もうとしています。
「おばあちゃん。。。まだ早いんだよ～」っと笑いながら娘さん。
施設から戻って一ヶ月半。
後、数日と言われて一ヶ月半。
きっとこの最期の一ヶ月半は
とても幸せな時間を過ごされたのではないでしょうか。
笑顔でお別れ出来て・・・・幸せだったのではないでしょうか。
