アロマナース 森の聲だより

新型コロナで受けたアロマケア影響

先週AEAJからアロマサロンの営業一時お休みするなどの

適切な対応をとるようにと連絡がありました。

 

新型コロナの感染拡大に伴い

サロンをお休みにする以外に

私のアロマケア活動は変化ありました。

正確にいうと変化が無いものもあります。

 

今後はアフターコロナのアロマケアについて考えていく必要がありますね。

 

私が普段行っていたアロマ活動を大きく分けると

①アロマサロンでのセラピスト業務・インストラクター業務

②緩和ケア病棟でのアロマボランティア活動

③訪問看護・デイサービスでの看護師兼アロマケア

 

これらの活動が新型コロナが流行してどう変化してきたかと言いますと

一番最初に変更したのが②のボランティアです。

3月に時点で電車で来られるボランティアスタッフの活動を停止

4月には完全に活動休止

 

次に休止にしたのか①のサロン

4月に入って「緊急事態宣言」発令されてから

予約してくださったお客様にはお休みのご連絡。

完全にサロンもお休みにしました。

サロンではなんせ3密のうち確実に2つは当てはまってますから・・・
密閉、密接・・・密閉は何とかできるかもしれませんが
密接はどうすることも出来ない!!触れずにアロマケア出来ないもの・・・・

サロンで企画していたセミナーやイベントも中止や延期です

 

 

でも③のアロマケアだけは生き残っています

休止と継続の違いは何だろう

②のボランティアに関しては伺っている病院で

ボランティアの受け入れを一時中止と決まったことなので仕方ないですね。

 

では①のサロンと③の看護で取り入れているアロマケアの

大きな違いと言えば

①はより良く生きていくケアの一つ

それに比べ

③は生きていくために必要なケアかということです。

前者なら一時的になくても ま~そこそこ生きていける。

だけど後者はアロマケアがある意味心の栄養みたいなんで

栄養が摂れなくなったら弱っていくように

アロマケアが生きていくうえで必要な方々へのケアとなっているんです。

例えば がんの末期の方の苦痛の緩和の為だったり

    難病の方の心身の苦痛の緩和だったり

    認知症の方の心のケアだったり

 

でも生きていくうえで必要なアロマケアは密接ケアです。

人の手の温もりは密接以外対応が出来ず。。。

 

感染予防のためとはいえ

密接を完全に無くしたら看護(アロマケアも)できなくなります。

 

 

もし今ナイチンゲールが生きていたら

どうするだろうか・・・・

 

看護に迷いが出たとき。。。。

手にする「看護覚え書」を読み直してみました。

 

感染の項目を読みながら

今の自分の心に響き

思わず涙が出ました。

 

確かにナイチンゲールの時代の感染症と今の新型コロナとは

感染力なども違うでしょうけど・・・

以下は感染の項目の一文です。

 

『感染についての人々の考えの中には

患者よりも自分自身のほうをはるかに大切にしなければ

という傾向はないだろうか。

たとえばなるべく患者に寄り付かないほうが安全だとか

たとえ患者が必要とすることでも

あまり丁寧にしないほうが自分は安全である

などと考えていないだろうか。

(中略)

真の看護が感染を問題にするとすれば、

それはただ感染を予防するということにおいてだけである。

患者に絶えず注意を注ぎながら、清潔を保ち、開け放した窓からの新鮮な空気を取り入れることが

唯一の防衛策であり、真の看護婦はそれを人々に求め、また自らもそれを欠かさず実行する。

思慮深く心を込めて患者を管理することこそが感染に対する最良の防衛手段なのである。

(中略)

病気とは私たちが自らの手で招いてしまったある状態に対して、

自然が思いやりを込めて働きかけてくれている

その状態だと考えられないものであろうか。』

 

これを読んだ時、自分の中のモヤモヤがとれてきました。

そして予防に努め、心をこめて

生きていくために必要なアロマケアもしていこうと

思ったのです。(あくまでも私の思いです)

 

とは思いながら

まずは早いコロナ終息を願っています。。。


二拠点生活始めたフリーのアロマナースの日々のこんな活動!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「アロマケア」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事