その後のじいちゃん・・・
二箇所の褥創ほぼ治癒しました。
1ヵ月かかりましたが、この年齢で全身の浮腫みが出てきている状態で
1ヵ月は早い方です。
仙骨部はデュオアクティブという湿潤環境創傷被覆材が処方されたのですが
浸出液が多く次の日には、どろどろに溶け出したため使えずラップに切り替えました。
踵は黒くブヨブヨになっていたので処方させていた抗生剤の入った軟膏を塗っていました。
週2回の処置で2週間やったのですが状態は変わらず。
やっぱり毎日の処置の方がいいかなぁ~などと考えながらも
私が毎日通うのも無理があるし、パット交換と食事の世話で大変なばあちゃんに
褥創の処置までは出来ないと判断して・・・・
思い切って蜜蝋をベースにした軟膏を使ってみることにしました。
試供品として傷にいいからとホメオパシーのメーカーの方に頂いた軟膏です。
決して「褥創にいいから・・・」と言われた訳ではないので
もちろん自己責任で・・・・
そして感染の兆候も無いことを確認して、軟膏+ラップを使用してみました。
仙骨部の傷はみるみる小さくなり、
深そうな傷になるかと思った踵も今ではすっかり上皮化しています。
以前は触れる足をピクピク動かして痛がっていたのが
今ではほとんど痛みもありません。
恐るべし・・・蜜蝋パワー
せっかく自宅療養しているのですから、
なるべく苦しさ、辛さは避け住み慣れた我が家で
これからも穏やかに過ごしてもらいたいものです。
介護をしているばあちゃん元気に頑張って下さい!
「88歳まだまだこれからよ!」っと担当者会議の時の
ばあちゃんの言葉・・・頭が下がります。