第1回医師会勉強会に参加してきました。
参加者はほとんどが在宅医の先生方でした。
今後がんの患者さん達が在宅で過ごされる事が多くなるからでしょう。
がん疼痛のコントロールを在宅医が担うようになり
うまく消炎鎮痛剤やオピオイド鎮痛薬を使いながら
それに伴う副作用をいかに抑えていくかがキーワードになります。
在宅医の先生方もオピオイドローテーション(薬の変更時期)、増量のタイミング、
腎機能低下の方への投与薬の選択方法など・・・・沢山質問されていました。
沢山の知識や情報を持って在宅でもうまくコントロールできるように先生方も頑張っています。
我々看護師も患者さんたちの痛みの強さ、痛みの種類、パターン、副作用の出現の観察をしながら
主治医と連携をとっていかなければなりません。
苦痛がうまくコントロールできてれば、一日一日を穏やかにまたは
やりたい事も出来るようになるかもしれません。
日常の生活や行動または質までも変わってくるはずです。
残された時間を苦痛に耐える時間で終わらせるのではなく
ちゃんと自分らしく生きるために痛みのコントロールが必要なのです。
日本医師会HPから「がん緩和ケア ガイドブック」を見ることができます。
http://www.med.or.jp/etc/cancer.html
今回の勉強会は、鎮痛剤の使用に関してだけでしたが
最後の挨拶で「今後、チーム医療の中には医療関係者はもちろんケアマネなどの
連携も大切になってくる・・・・」と話されてました。
その患者さんに関るすべてがチームとなる。。。。
アロマケアも緩和ケアの一つとして当たり前のように取り入れてもらえるようになったら
そのチームの中にアロマセラピストが入れるようになるのも
そう遠くはないのかもしれません
勉強会の後にがんセンターの看護師長さんや
緩和ケア病棟の看護師さんにお会いしてちょっとアロマのアピールをしてきました。
がんセンターでも各病棟で精油を使って色々やっているそうですが・・・・
緩和ケアでのアロマケアにも興味を持ってくださったら・・嬉しいです・・・