祖父が家にいたがって拒んでいたショーとステイですが、祖母の体の事を気づかってか自分から「施設に泊まってみようか・・・」と言ったのが数ヶ月前・・・・それから定期的に使っています。
今は、「あんなところ二度と行くもんか!!」と言わなくなりました。
そんな祖父が一週間のお役目を終え、帰ってきました。
そして私も顔を出しに・・・・
色々ショートステイでの話を聞きながら、マッサージ開始。
寝たきりの場合、一日中ベッドの上でじーっとしているので関節の動きもが悪く筋力も衰えます。
祖父も麻痺側の股関節がいつも外旋気味・・・・常にがに股・・・・そのまま関節も筋肉も・・・かたくなってきています。
どんどんひどくなっています。
これではリハビリをしてもきちんと力は入らないし・・・・・
ほぼ寝たきりの祖父になぜここまでリハビリをするのかと言うと「どうしても大便はポータブルトイレで座ってしたい!」という本人の希望があるからです。
ポータブルトイレに移動でき、しばらく座れるぐらいの筋力は持続させないと・・・・
動かさないせいで麻痺側の下肢はがに股で、大腿外側は硬くなっていたのでまず、リハビリ前にその部にアプローチ。
少しずつ軟らかくなり可動域も広がってきました。
本人も動きが楽になったと喜んでました。
それからリハビリです。
今日は血圧も安定していたのでベッドの脇に座り、立位訓練。
やる気満々・・・・おばあちゃんの前になるとがぜん張り切るおじいちゃん。
自分で立ってみるからと・・・結果、失敗に終わり、おばあちゃんには「まだまだね!」といわれる始末。
マッサージで動きやすくなった事や香りで気分良くなってやる気が出たのでしょう。
後は、おばあちゃんの優しい言葉かけがあれば・・・・最高なのですが。