数年前買った「パッチ・アダムスと夢の病院」
Drパッチ・アダムスが目指す医療・病院を描いた本です。
パッチ・アダムスのことは映画化されたので知っている方もいますよね。
来月Drパッチ・アダムスの「ひとがひとをケアする喜び」の講演を
聴きに行くので久し振りに本棚から取り出しまた読んでみました。
彼は「健康」とは心も身体も活力に満ちて幸せな状態にあることと言っています。
その健康を目指す為に全人的に患者を捉え、向かい合います。
そして患者自身が自分を愛し、自分で健康になる努力が出来るようにケアしていきます。
そのために彼は医師と患者という大きな壁を払って友情という形で関わり合う・・・・
思いやり、優しさ、愛情たっぷりに・・・・
彼に診てもらうと辛い病で孤独感で押しつぶされそうになっても
その辛さから開放され穏やかな気持ちになるに違いないでしょう。
医療は、死を看取ることから始まったと言っている彼は「死」との関わりについて
「医師は死というものに打ち勝つ為にいるのではない!
患者が出来る限り豊かな人生を送れるように、
それが無理なときはせめて出来る限り幸せな死に方が出来るように
その手助けをする為にいるのである。」っと・・・・
きっと講演では、素晴らしいエネルギーがもらえそうな気がします。
今から楽しみです。
以前の講演内容が見られます→http://takadayoshiko.info/2000patchj&j.htm