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●「今日の言葉」
~不安な時代だからこそ「覇術」ではなく「王道」を語る珠玉の言葉を~
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“内蔵秩序というのは、あらゆるものはあらゆるもののなかに含まれる、と
いう考え方だ。
物質は基本的に全体のなかにその存在を持ち、局所的に現れるのであって、
その根源的な存在は個別の部分から成り立っているのではない”
(ジョセフ・ジャウォースキー『シンクロニシティ 未来をつくるリーダーシップ』(英治出版)
より抜粋)
……IISIA代表・原田武夫のコメント:
─「物事の本質」という時、私たちはしばしば私たち自身の外側にそれを
求めようとする。なぜなら自己を離れて客観に徹しようとするからだ。
─しかしちょっと待ってほしい。「物事の本質」とは本当に私たち自身から
かい離した場所にあるのだろうか。
─そう考えた時、全く逆向きのアプローチがあり得ることに気付く。徹底して
私たち自身の内奥へと入り込んで行くやり方である。
─このことを試した人々は世の東西を問わず大勢いる。そして彼ら・彼女ら
のいずれもがこう言うのだ──「内と外、結果は全く同じだった」と。
─このことを如実に示すことになったのがいわゆる量子力学である。
観察者が見ている、だからこそ観察対象は変わる、とこれは説く。
─逆にいえばこういうことになる。「観察対象がある方向へと変わっていく
のを好ましいと考えるのであれば、観察者がそう望めばよい」と。
ここに想うことの本質があり、また世界の本質がある。「想うこと」の意味は
“力”であり、そもそも内蔵されていた秩序の顕現だからだ。
だからこそ……人生、あきらめずに前に進んで行く意味がある。
「前へ進むこと」、それは想いが無くては出来ず、かつ見えない秩序の現れ
だからだ。
したがって「起きていること」には全て“意味がある”ということになって
くる。それを知れば……人生楽になることいかほどか。
是非、胸に手をあてて、1日1回でもよい、自らの心の声を聞いて欲しい。
すると……「未来」が見えて来るはずだ。
(メールマガジン 2012年7月31日号 より)
http://archive.mag2.com/0000228369/index.html
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