□■□ IISIA代表・原田武夫からの〈メッセージ〉 □■□
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●「今日の焦点!」
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
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⇒“今日の焦点”はズバリ:
「NYマーケットで一時、1ドル=100円になる展開」です。
⇒その理由は……:
─「下げは上げのため、上げは下げのため」
これがマーケット、そして森羅万象を貫く復元力の原則です。
─つまり極端に下がる場合には、上げの、また逆に上がる場合には、下げの
予兆であるということです。まずはこのことを踏まえておくべきです。
─他方で、いわゆる「アベノミクス」、実際には人口動態上の理由に基づく
「日本バブル」は2種類あります。「円安」時と「円高」時の二つです。
─現状では未だ「円安」ヴァージョンとでもいうべき状況です。
これに続けて「円高」ヴァージョンが到来します。
─なぜ「円高」が求められるかといえば、それは“我が国しか投資先がない
状況”を意味しているからです。円高・日本株高・債券高となります。
そして何よりも一番大事なこと。
現状の“日本株高”は実のところ「外国人」によるものだということです。
つまり「笛吹けど踊らず」の日本人ではなく、「外国人」が吊り上げたもの。
それが今の日本株高、すなわち「日本バブル」第1弾なのです。
そうである以上、気になるのは「外国人」が抱く本当の戦略です。
グローバル・マクロ(国際的資金循環)を意識した分析が必要です。
大事なことは、彼らが富の東漸を危惧していることです。
つまりこのまま我が国に富が蓄積されてしまっては困るのです。
そのために用いているもの。
それが「復元力の原則」、すなわち“上げは下げのため”というわけです。
何も安倍晋三総理大臣の独創力によるものではないのです。
全てはグローバル・マクロの力によるものです。
そしてそれを制するものは・・・
「復元力の原則」を体得しているものです。
(メールマガジン 2013年5月10日号 より)
http://archive.mag2.com/0000228369/index.html
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