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世界はやがてジャパネスクの時代を迎える(非公式)

NYマーケットで一時、1ドル=100円になる展開

2015-04-05 | グローバル・マクロ

 □■□ IISIA代表・原田武夫からの〈メッセージ〉 □■□

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●「今日の焦点!」
 ~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
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⇒“今日の焦点”はズバリ:

 「NYマーケットで一時、1ドル=100円になる展開」です。


⇒その理由は……:

 ─「下げは上げのため、上げは下げのため」
  これがマーケット、そして森羅万象を貫く復元力の原則です。

 ─つまり極端に下がる場合には、上げの、また逆に上がる場合には、下げの
  予兆であるということです。まずはこのことを踏まえておくべきです。

 ─他方で、いわゆる「アベノミクス」、実際には人口動態上の理由に基づく
  「日本バブル」は2種類あります。「円安」時と「円高」時の二つです。

 ─現状では未だ「円安」ヴァージョンとでもいうべき状況です。
  これに続けて「円高」ヴァージョンが到来します。

 ─なぜ「円高」が求められるかといえば、それは“我が国しか投資先がない
  状況”を意味しているからです。円高・日本株高・債券高となります。

そして何よりも一番大事なこと。
現状の“日本株高”は実のところ「外国人」によるものだということです。

つまり「笛吹けど踊らず」の日本人ではなく、「外国人」が吊り上げたもの。
それが今の日本株高、すなわち「日本バブル」第1弾なのです。

そうである以上、気になるのは「外国人」が抱く本当の戦略です。
グローバル・マクロ(国際的資金循環)を意識した分析が必要です。

大事なことは、彼らが富の東漸を危惧していることです。
つまりこのまま我が国に富が蓄積されてしまっては困るのです。

そのために用いているもの。
それが「復元力の原則」、すなわち“上げは下げのため”というわけです。

何も安倍晋三総理大臣の独創力によるものではないのです。
全てはグローバル・マクロの力によるものです。

そしてそれを制するものは・・・
「復元力の原則」を体得しているものです。

 

(メールマガジン 2013年5月10日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html



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