□■□ IISIA代表・原田武夫からの〈メッセージ〉 □■□
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●「今日の焦点!」
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
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⇒“今日の焦点”はズバリ:
「ギリシアのデフォルトがほぼ確実視される展開」です。
⇒その理由は……:
─「上げは下げのためであり、下げは上げのためである」
マーケット、人間社会そして森羅万象を貫く「復元力の原則」です。
─これは余りにも”当たり前“なのですが、それを認知出来ないのが人間の
哀しい性です。特に戦後日本で私たちはこの点で完全に健忘症なのです。
─これに対して米欧の統治エリートたちは違います。
この原則を正に用いながら国際社会全体の統治を行っています。
─大切なのは「下げ」は必ず「上げ」につながるという点なのです。
その繰り返しを、後はどれくらいのインターヴァルで行うかなのです。
─全てが拙速なように見える金融資本主義。
その実、全く米欧勢の統治エリートたちは中長期的な視点を持っています。
─「あえて近視眼的に見せかけている」
その様な冷静な観察眼が必要です。
ギリシアにおける国家債務不履行がほぼ確実になり始めています。
「今回はさすがに避けられない」という論調が広まっています。
繰り返し語られてきたこの「デフォルト可能性」。
”オオカミ少年伝説“の様にも聞こえます。
大事なことは「なぜ遅延してきたのか」なのです。
「偶然」ではなくそこに「意図」を読み取るべきです。
そしてその「意図」の「目的」を考えるべきなのです。
その結果、”その向こう側“への扉が開かれることになります。
いずれにせよ大事なのは「復元力の原則」です。
これをもって米欧の統治エリートはギリシアに接しているはず。
となると、ギリシアの運命やいかに?
───己の未来に引き付けて考えることが求められています。
事態は・・・“すぐそこ”で動くのです!!
(メールマガジン 2015年5月12日号 より)
http://archive.mag2.com/0000228369/index.html
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