悠斗の玩具系駄文日記?

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新のび太の大魔境 感想

2014-03-08 12:48:14 | Weblog
というわけで水無月です。
今年も見てまいりましたのでさっそくドラえもん 新のび太の大魔境~ペコと5人の探検隊~の感想!


えー、まずはリメイクによる変更点から。
大きく変わったところはなく、基本的に大長編準拠になりました。例えば…
・(旧作)物語の時期が春休み    (今作)夏休み
・(旧作)ペコVSサベール       (今作)のび太VSサベール
・(旧作)巨神像に内部メカあり    (今作)内部メカなし、どういう原理で動くのかは謎
・(旧作)ラストのお風呂シーンなし (今作)お風呂シーンあり

…と、いった感じ。このあたりは全部大長編準拠になりました。
追加された部分としてはジャングルで遊ぶシーン、ライオン戦でジャイアンの活躍、巨神像が作られた経緯やバウワンコに関する説明、
王様暗殺からペコの国外脱出までが詳細に、決戦前とラストにのび太とペコの会話
といったところでしょうか。

これまでのリメイクのような大幅な追加・変更はなく、恐竜2006同様に旧作をなぞりつつ大長編準拠への変更と追加で藤子先生の原作を大切にした良リメイクというのが個人的な感想です。
それだけ元の完成度が高かったとも言えますね。…やばい、あんまりにも違いが少なすぎて書く事が少ない(汗

当然ですが、ビジュアル面は大きく強化されてますね。バウワンコの全体図は特徴的ですごく綺麗でした。
火を吐く車や空飛ぶ船、巨神像はCGに。前者2つはデザインも変更。空飛ぶ船の旗艦には新兵器も装備され、超兵器っぷりがパワーアップ。
旧作はどう見ても木で出来ていたのであまり強そうに見えなかったんですが、今作の変更のお陰で古代バウワンコの超文明らしさが強調されたように思えます。

演出面では毎度ながら音響関係は良かったですね。
今作は雷が鳴るシーンが多く用意されているので音は迫力がありました。猛獣の鳴き声も素晴らしい。この辺はぜひ映画館で。

演出といえば気になる例のシーンは旧作を踏襲しつつ若干変更。
この辺はちょっと賛否が分かれそうかな? 大長編でもここは台詞なしの場面なので、これで良いと思いますけどね。挿入歌も良かったですし。
ジャイアン関係の描写は濃すぎず薄すぎず、といった所でしょうか。
前述のようにペコとのび太の会話シーンが増えているのでのび太、ジャイアンとペコの関係がちょうど釣り合う感じで良かったですね。
旧作では最後にジャイアンがペコに一言かけていきましたが、今作では例のシーンの変更点と合わせた演出になっていたのも印象的。ジャイアンかっこいいです。
あとペコとスピアナ姫の関係も強調されててラブラブでニヤニヤがとまりませんでした。


以上、個人的には満足のいく映画でした。
下手な改変や追加キャラを入れるよりはこのくらい直球勝負なリメイクの方が好きですね~。
もちろん旧作の良かった部分をさらに強化するような改変はアリだと思いますけどね。



さて、来年の映画ドラえもんは!
・十字型の星のような物体がドラえもんの首にくっつく
・スーパーマンのようなマント付シルエットのドラえもん(ウラドラマン?)
というわけでまたオリジナルのようです。

そして8月公開予定の3D版「STAND BY ME ドラえもん」も楽しみなところ。
そちらも感想を書きたいですね。


というわけで、本日は以上。でわでわノシ

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