S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

芽吹きの季節

2016-04-14 15:17:20 | Weblog
人間ひとりは、立って半畳、寝て一畳と昔おばあちゃんも言ってましたが・・・・

パナマ文書が出てから、人間の欲望は限りなくさいげんなく拡がっていくものなんだなあと思わずにはいられません。

お金持ちはその莫大な資産から税金を納めることまでケチって、タックスヘィブン・・・・

そして普通の一生懸命働いて、暮らしている人々からは消費税をあげまくって税をとる。

これって、大昔の封建時代となんにも変わってない構図ですよね。


頭角を表すものには、悪魔が寄ってくるように、覚醒剤や闇賭博だと誘惑を仕掛け、人間の弱さを悪魔が笑ってみているような世界。

音楽の世界も芸術の世界も、そして詩の世界も・・・・


そんなことを考えながらずっと物語の世界に入り込んでいました。

上橋菜穂子の守り人シリーズはおもしろいです。


精霊の守り人(これはNHKがドラマ化してました)・闇の守り人・夢の守り人・虚空の旅人・神の守り人(上下巻)・蒼路の旅人・天と地の守り人(三部)

壮大な物語はこれで終わりました。

上橋さんの描く登場人物はみんな魅力的でかっこいい!


こんな人たちがこの現実の世界にもいたらどんなに変わってくるだろうと思うのです。


桜が散りはじめました。木々が芽吹きはじめる季節にすがしい風に吹かれたいですね。