何年かぶりで日本アカデミー賞の授賞式を見ていた。
最優秀作品賞、最優秀主演男優賞、最優秀主演女優賞を総なめした「新聞記者」
この作品がとってよかったと思った。
リアルな政権批判のせいか、大きな映画館では上映されず、テレビで宣伝もされず、私の町でも
小さな古くからある映画館でひっそり上映されていた作品だ。
たぶん創るのもすごく大変だったと思う。
アマゾンプライムで最近は日本映画をよく見ている。
どちらかというと感情のきめこまかい日本映画は好きだ。ハリウッドの派手さはないけれど
深く入ってくる映画が創られている。松坂桃李さんは演技力がすごいというか、どんな役柄でも
ぴったりはまるのですごい俳優さんだと思う。
官房長官の記者会見も、記者たちはまるで何事もないような質問ばかりのなかで、東京新聞の望月さん
という女性記者は鋭い質問をいつも投げかけていた。そのうち官房長官はあからさまに彼女を避けるように
なったけれど、新聞記者とかジャーナリストは権力を監視しなければいけない立場だと思う。
この映画もそんなジャーナリスト魂を持ったたぶん望月さんをモデルにしたような映画だ。
この映画が最優秀作品賞を受賞したことはとてもよかった。
話はそれますが、毎日顔をみる加藤厚生労働大臣は、ヘアースタイルとか顔がなんだかサザエさんに
似てるなあといつも思っちゃう、髪型がものすごく個性的!サザエさんっぽい・・・