女優さんや俳優さんは物語の役になりきって見事に演じ切っているから、ある意味本当の自分の表情を
知っている人は少ない。
突然、自ら死を選ぶまでどこかで追い詰められていてもテレビのなかでは笑った顔を見せていて・・・
若くしてとても素敵だった俳優さんや、すごく綺麗だった女優さんが亡くなってしまうことはみている側の
わたしたちは悲しく切ない。
癌になり辛い治療が終わったら、副作用で骨折し手術をし、また金属を外す手術をし、お正月の計画を
今からたてて、なんとか普通に生きている私はもう若くもないけれど・・・・
死という境界線をぽんと越えたらそこは・・・・たぶん何も無い世界だから。
そこには永遠という時間の概念さえも無い世界だから。
ただ人の苦しみはその人にしかわからないので周りの人たちはなおさら悲しい。
生きている命は生きることか死ぬことしかのふたつしかないのだけれど、どうか自ら無に急ぐことを
選択してほしくはないです。
この世界には命を守るために、命を助けるために必死で働いているひとたちもいるから。