山口県に行った時、小さなくじら博物館に寄りました、
説明してくれた高齢の博物館の方が、山口は鯨をよくとっていた所で、昔からの鯨漁の様子が展示されていました。
鯨は哺乳類だから、とった時にお母さんのお腹のなかに胎児がいたら、
その胎児は本当は殺したくないいのちだったけれど、母のお腹にいた為に死んでしまったいのちです。
そのいのちを漁師さん達は供養してくじら墓を作ったといいます。
そのくじら墓は町の高台にあって、そこを見に行ってました。
山口県はくじらと同じ種類のイルカ漁もしていた所です。
イルカやくじらの捕獲は世界から非難されてきましたが、けれど私はここの人たちはとてもいのちを大切にしてきた人たちだとくじら墓をみて思いました。