S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

真夏の夜は夢なんか見れないぐらい暑い・・・

2010-08-06 16:33:56 | Weblog
猛暑というより、激暑、酷暑というような暑さ・・・

真夜中に暑さで目が覚める、それも何度も・・・
ここ信州は夜こんなことはあまりなかったのに、今年はひどい。(それとも自分の年齢のせい?)

窓をあっちもこっちも開け放して寝ているにもかかわらず、暑くて目が覚める。

真夜中に階下に降りて行って、水を飲む、ふとベランダを見るとこだまは外で寝ている。
わたしだって、できればこだまと外で並んで寝たいぐらい汗だくだ。

こだまはわたしに気づくと、家に入ってきて、「あたしにもお水くれ」と言い、水を飲ましてあげると、また外に出て行って寝ている。動物だって異常な暑さにいろいろ工夫しているんだなあと感心する。

朝、夜が明けるとたくさんの鳥の声でまた目が覚める。
窓を開けているので、鳥の声がすごくて森のなかにいるのかと思うくらいだ。
それでも鳥の声はさわやか・・・・睡眠不足の頭に沁みてくる。


のど元過ぎれば暑さも忘れるだろうけれど、暑かった記憶は1枚のページに書かれた文字のように残っていくだろう。


100歳を過ぎると神隠しに遭う確率が多くなるのかもしれないと思うぐらい、100歳以上の行方不明者が増えていて、日本という国のほころびのように穴があいたところから、お年寄りや小さな子供が落ちていく・・・・

100歳以上の人の子どもだってもしかしたら80歳、90歳になっていて、親のことなんか忘れてしまっているかもしれない。
「出て行ったきり帰ってこない・・」っていう言葉は変なんだけど、妙にリアルだなあ。

わたしももしかして長生きしすぎたら、「ばあちゃんはあまりにも暑い夏、猫といっしょにベランダで寝ていたんだけど、そのまま夏を過ぎても冬になっても家に帰ってこないのです」とか・・・言われるかもしれない。


そして今日は65年目のヒロシマ。
今朝も慰霊祭をテレビで見ていた。子どもたちの平和へのメッセージはいつも毎年うるうるしてしまう。
そして総理大臣のことばは、毎年違う総理大臣により、毎年変わらないような言葉を聞いている。

広島市長さんの「核の傘からの脱却」は力強いことばだった。
たぶん総理大臣は苦い思いで聞いているのだろうけど・・・・・・

アメリカのルースさんは、個人的にはどんな想いで今朝のヒロシマの地にたっていたのだろうか?
きょうもあの日と同じように暑いヒロシマの空。
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