S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

トミツカ君の言葉。

2012-01-24 16:26:07 | Weblog
 14日~15日の2日間にわたって横浜市で開かれた「脱原発世界会議」の開会式で、
挨拶に立った一人の子供の言葉が大人たちの心をえぐった――

 「国の偉い人に聞きたいです。大事なのは僕たちの命ですか、それともお金ですか?…」
 
 世界の大人たちに痛烈な言葉を発したのは、トミツカ君(4年生・10歳)だ。郡山市から横浜市に自主避難してきた。
会場のパシフィコ横浜でトミツカ少年と記者が話していた。

 何が一番つらい?
「友だちと別れ別れになったこと。山登りができないこと」

 友だちとは連絡もとれないの?
「相手が携帯を持っていないのでメールができない」

 何を一番思い出す?
「小学校のグラウンド、川での魚の手づかみ」

 横浜の川じゃ無理かな?
「鶴見川があるけど茶色のドロが混じっている(ので、できない)」



大事なのは命ですか?お金ですか?と聞かれて、国の偉い人は?恥ずかしくないだろうか・・

でもわたしたち大人全員がこの国の乱立する原子力発電所を容認してきたのだから、大人
みんな責任がのしかかる、自分自身恥ずかしい・・・

えぐられるようなトミツカ君の言葉だ。


「おしえて下さい僕たちはどうなりますか?いくつまで生きられますか?福島県に住めますか?」

「福島の子どもたちからの手紙」という本が出版される、わたしたちはどう返事をかけるだろうか?
大人みんなが子どもたちに心からあやまりたい。


大事なのは命です、命に変わるものはこの世に何一つないのですから。

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