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さてっと、アサゴハンをいただいくべくお宿から走れば10分ほどのねこや食堂を目指しますが、ワシより先にベム坊に燃料補給デス♪ たいして目立つ構えではありませんが、国道沿いですから迷うこともなく到着いたします。
開店時間の少し前に到着するとお店の方が出てきて、少し待ってほしいとのこと。 催促したつもりはないのですが、隣接の土産物屋のヲヤジと話をして時間調整いたします。
ほどなく案内されますが、店名通りにねこがお出迎えしてくれます。
メニューでございます（クリックすると大きくなりますが、ブラウザの「←」 で戻ってきてくださいね♪）
落ち着ける室内は面白そうな本も多く、まったりと時間を過ごすのもよいかもしれません。 でもね…北海道に来ると、ワシは走り続けていないと呼吸ができなくなってしまうのですよ（嘘）
さて、いただきますのはイカ天うどん＝これで普通盛りです。 この夏の暑さでしたから、温かいうどんを食べるのは久しぶりです。
地元産のイカは甘みのある柔らかいもので、細めですがしっかりとした手打ちのうどんと北国らしい醤油味の強い、でもやさしげな出汁との組み合わせはアサゴハンにも向いています。
大盛りにするとこの倍量になるらしいので、普通盛りで十分ですよね…でもね、ワシはたまごかけゴハンもいただきます。
ほどよくお腹も一杯になりましたので再出発いたしますが、天気も悪いので海沿いの道を淡々と走ります。 日高のあたりは牧場も多いので寄り道したくなりつつも足早に進みます。
一般的なツーリングであれば、えりも岬経由にするのでしょうが、えりもは何回も立ち寄っていますし、時間も稼ぎたいので天馬街道ルートを選択いたします。
微妙に霧が下りてくるなどはっきりしない天気の中をを広尾側へ抜けまして、釧路へ行くか、帯広へ進むかを迷います。 当初予定では釧路でヒルゴハンだったのですが、ちょいと知り合いに会えるかなぁ…なんて思いまして足寄経由で阿寒湖に向かうことにいたしました。 高速に乗れば霧も晴れての適度な日射しがあまりに眠気を誘うので立ち寄ったパーキングで、ちょっとしたハプニングがありまして一気に眠気が飛びました（笑）
サクッと紹介いたしますと、とあるワンボックス車が発進した後にスポーツバッグが２個残されていたのです。 某大学の野球部の遠征用の荷物のようで、荷物の積み直しをした際に忘れ物をしたようです。 直接的には別の二人組の方が荷物をピックアップして荷物の中から連絡先を見つけてキリキリと電話するなどしてくれたのですが、一応、第三者も立ち合う形を取った方がよかろうと思われたのか興味本位で見ていたワシと都度こうしましょうという確認をしながら対応してくれます。
結果として、彼と彼女が次のインターまで荷物を届ける段取りになりましたので、ワシは先行して出発します。 一走りして料金所をパスする時にハザードを点けたうっすらと見覚えのあるワンボックスが停まっていたので、少し安心いたします。
（続く…）
