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明けた朝は穏やかな天気です。 おそらく気温はそれなりに高いのでしょうが、デッキの海風に吹かれていれば快適に過ごせます…などと、まあノンビリと快適に船旅を楽しみます。

起きるとまず風呂に入りまして、その後は敦賀駅で調達した駅弁をいただきながら朝からビールをいただくことにいたします。 鯛の舞は駅弁ランキングの高いポジションにあります。 前夜の寄り道は敦賀駅でこの弁当を購入するためでしたが、なんとラスイチだったのでラッキーでした(嬉)


三枚におろした若狭湾産の鯛は、一夜明けるとほどよい酢〆加減になっておりまして、海風に吹かれながらビールと共にタラタラと時間を過ごします。


朝湯→朝酒→朝寝の順番ですが、まだまだ先が長いので、次は昼風呂→昼酒→昼寝、いや酒はダメかなぁ…などと(笑) 途中、北海道支部から「日高地方は大雨!」の情報が入ります(汗) でも、まあ、雨はヲトモダチですから…


反対航路の船とすれ違うのを見たり、デッキとベットを行ったり来たりして文庫本を読んでいるうちに小腹が空いてしまい…つい、うっかりとジンギスカンをいただくことになりました (^_^;)

オープンデッキにいくつかジンギスカン用のテーブルがあるのですが、かなり人気が高いので要予約デス♪


肉は昔ながらの冷凍丸肉でありまして、ちょこっと野菜も付いてきますのをIHヒーターにかけた鍋で焼き始めます。


肉も野菜もタレもレベルはイマイチなのは想定内なのですが、海風の中でビールと共にいただいていきます。


しかし、船上ジンギスカンというのは独特の魅力があるものです。 まっ、ヲヒトリサマですからワシワシ&グビグビと足早にいただきますれば、お後のミナサマに席を譲りまして、ほどよいココロモチでの昼寝へと移行いたしました(睡) うっかりでも酒気帯び運転にならないように、最低でも下船まで6時間は開けないと危険ですからほどよい時間でもあります。
さて、2~3時間ばかり眠ってから、ゴロゴロしながら読みかけの文庫本を読み進む内に、いつのまにやら夕暮れ時になっています。 う~ん、もうすぐ北海道デス♪

さて、時刻表通りに苫小牧東港に着岸しますと、予想通りに船内で待たされましたが、無事に北海道上陸を果たします。 ワシは明るい方へ向かうミナサマとは逆のえりも方面に向かいますが、いやはやなんとも、静内まで60キロばかり走る道中は霧はすごいし、街灯はないし、視界ゼロに近くてけっこう泣きそうでした (ToT)
それでもなんとか22時前にはお宿に着きましてヒト風呂浴びてから、夜の街に繰り出します。 日高・えりもエリアでは賑やかな静内はお盆の時期ということもあるのでしょうが、遅い時間でもそれなりの人通りがあります。 ホテルのヲニイサンに教えてもらった店は既に店じまいしており、まあタマにはよいでしょうということで養老乃瀧へと入ります。


とりあえず生ビールをいただき、意外とイケル突出しをつまみながら料理を選んでいきます。


養老乃瀧の定番メニューは勿論あるのですが、ボードにあります地元産というか店オリジナルのメニューから選択しましたのは、八角、松川(鰈)、つぶ貝の刺身です。


盛り合わせもあるのですが、ここは単品X3という大人の頼み方にします。 本州では馴染みのないものばかりですが、地元産の新鮮さを堪能します。 いや~、ビールが進みます。

続いてはギンポの粕漬焼きで、これもまたナカナカでありました…なんて調子に乗っていると、さすがにラストオーダーの声がかかり〆はマグロの漬け丼といたしました。


ほどよくお腹もいっぱいになり、ほどよく酔っ払いまして上陸1日目の夜は2日目に突入しております。
さてさて、明日はどんな風が吹くのでしょうか?
(続く…)