のんびりキャットののんびりライフ - 京都、奈良、動く折り紙万華鏡

のんびりキャットののんびりライフです。京都や奈良のお寺や神社、文化についての独り言。そして、動く折り紙万華鏡の紹介など。

のんびり奈良-5.奈良公園、東大寺と県庁屋上からの展望

2012-10-12 18:30:15 | 日記

 東京、茨城、名古屋からの方と一緒にのんびりと奈良旅行をしました。

奈良公園で、高校生が鹿と遊んでいました。写真を撮らせてくれました。ブログに載せてもいいかと聞いたらOKしてくれました。友達が「ブログデビュー!」と喝采を浴びせていました。

             

 東大寺大仏殿で大仏さまにお目にかかりました。何度目になるのでしょうか? その後、二月堂、三月堂、四月堂、鐘楼と巡りました。

                

 そして、県庁の屋上から奈良の町を眺めました。奈良の町を360度見渡せて、絶景です。観光客も屋上に上がることができます。せんとくんが迎えてくれます。お勧めのスポットです。

屋上からの動画です。興福寺の五重塔、国立博物館、若草山、東大寺南大門、大仏殿と続きます。

  

 その後、興福寺の五重塔の前を通り、猿沢の池を通って、ぶらぶら歩いている道で率川(いさがわ)神社に立ち寄りました。これがなんと奈良市最古の神社とのこと。

         

奈良も奥が深いです。


のんびり秋祭り-播州、飾磨(しかま)の祭り 2012/10/9

2012-10-12 12:20:56 | 日記

 播州地方の秋祭りのシーズンです。姫路市の飾磨(しかま)地区では火ぶたを切って8日と9日に開催されます。

 屋台(やたい:地元では「やったい」と呼ぶことも)に乗子(のりこ)4人が乗って、大きな太鼓をたたきます。練り子(担ぎ手)がその屋台を担いで町を練り歩き、神社にお参りをします。海での大漁、田畑での豊作、家族の健康を神に感謝します。

        

  (清水町内)    (都倉の宮入り)(都倉と御幸の練り合わせ)(小瀬の宮入り)

 

 宮入り後のくつろいだひと時の風景です。

        

 それでは恵美酒宮(えびすのみや)天満神社での台場練り(だいばねり)を動画で紹介しましょう。台場練りとは2トンもある屋台の台場で24人だけで肩で支えて練るものです。姫路市無形民俗文化財に指定されています。

 

 次は海側にある浜の宮天満宮の台場差しを紹介しましょう。台場差しは肩で支えるのではなく、頭上高く差し上げて維持できる時間を競い合う伝統芸能です。とても危険でまさに命がけ……。こちらも姫路市無形民俗文化財です。

  

 そして、恵美酒宮に戻って、東堀、北細江、玉地、栄町の4つの屋台の練り合わせです。

  

 秋祭りは老若男女が集まります。男たちは、この日のために体を鍛えて挑みます。

 故郷を離れていた人々も秋まつりに帰ってきます。指名手配の犯人が秋祭りに帰ってきて捕まったと言う実際の話があります。今年の9日は私の親戚が東京、茨城、名古屋、神戸から集まり、私も大阪から行きました。


折り紙万華鏡―17.韓国語で……

2012-10-09 07:02:14 | 日記

10月9日になりました。今日は韓国では“ハングルの日”、すなわち世宗大王によって“ハングル(訓民正音:くんみんせいおん)”が公布された日です。

そこで、今日は張り切ってハングルで書いてみしたが、残念ながら、このブログではハングル文字が表示されませんでした。

それで、日本語で書きます。

 大韓民国の国旗、太極旗のデザインで5段の塔を作ってみました。

大きさが異なる折り紙万華鏡の作成途中の姿です。大極旗のシンメトリーの姿が美しいです。

    

 

完成品です。上面と側面です。

              

 

5段に積み重ねました。

    

 

では、動く折り紙万華鏡の動きをご覧ください。

 

動画の説明(詳細情報)はハングルで書いていますので、興味のある方はそちらをご覧ください。

 

 

 

 


のんびり京都―11.日本最古の茶店

2012-10-05 10:42:58 | 日記

日本最古の現役……の続きです。

京都の大徳寺は観光地として有名です。千利休との関係で特に茶道関係者には縁の深いお寺です。

その大徳寺の北側に観光地としてはそれほど有名ではありませんが今宮神社があります。

                      

    (今宮神社  楼門)       (今宮神社 本社)

その今宮神社の東口を出た所に茶店が二軒ならんでいます。

神社から出て右手前が「かざりや」で左手奥が「一文字屋」です。

どちらも「あぶり餅」で有名な茶店です。竹串に刺して焼いた小さな餅に味噌だれをつけて食べます。竹串15本で500円です。最初に行ったのは3年前、手前の「かざりや」さんのあぶり餅を味わいました。

                   

         ( かざりや)             (一文字屋)

素朴な味の焼き餅です。しかし、実は、「かざりや」は慶長15年(1610年)頃に創業され今年で402年目という古い歴史を持っています。

そして、「一文字屋」はちょっとややこしいのですが、表の暖簾には「一文字屋」と書いてあり、中の暖簾には「一文字屋和助」と書いてありますが、正式名は「一文字屋和輔」、そして、通称は「一和(いちわ)」と言います。

私の手元にある京都の老舗番付では、「一和」は東の横綱で創業は長保2年(1000年)と書かれています。ですから今年で1012年目であり、現在まで続いている日本で最も古い茶店です。行ってみる価値のある茶店です。

わたしは去年、2回目に行った時に「一和」さんのあぶり餅を味わいました。その時に知ったのですが、何本もの竹串をおかみさんが一本ずつ丁寧に作っておられました。

「何年たっても修行です。」とおっしゃっていたのが印象的でした。

         

   (店内の一文字屋和助の暖簾と竹串を作っておられる素敵なおかみさん)

素敵な人とふたり揃うて今宮神社にお参りして、「一和」はんと「かざりや」はんのあぶりもち買うて、1000年の味と400年の味を食べ比べるんも ちょっと、粋どすえ……。


のんびり奈良―4.小泉神社、法起寺と雅楽

2012-09-23 22:00:18 | 日記

あまりにものんびりしすぎて、奈良巡りがしばらくお休みでした。

今日は久し振りに奈良をのんびり……。

JRの大和小泉駅で下車して、村中の道を通って、法起寺(ほうきじ)をめざしました。

途中の小泉神社です。地元の方々が清掃をしておられました。

お蔭で、本殿の扉も開かれていて、拝殿の向こう側の本殿を直接拝む事ができました。

    

 つづいて法起寺をめざしました。法起寺は法隆寺地域の仏教建造物の一部として世界遺産に登録されています。境内も素晴らしいですが、周りからの眺めが特に素敵と言われています。

田園に囲まれた三重塔が見えてきました。のどかな素晴らしい眺めです。

      

法起寺を参拝した後、JR法隆寺駅を通って、「いかるがホール」へ。

田園の中にそびえ立つ立派なホールが見えてきます。

ホールの緞帳は法隆寺の日本画で、左下に画家の平山郁夫氏のサインがあります。

友人が出演する「第6回斑鳩雅楽フェスティバル~雅楽幽玄の奏~」を観賞しました。

        

雅楽に接する機会が少ないですが、雅楽の調べに心が落ち着きます。

どれも素晴らしかったです。中でも、舞楽「蘭陵王(らんりょうおう)」は若い天理高校生たちの迫力ある舞いと雅楽演奏でとても素敵でした。

雅楽の保存、普及に取り組んでおられる方々に頭が下がります。

残念ながら舞台は撮影禁止のため、画像・映像で紹介することができません。

毎年、9月23日に開催されています。多くの方が雅楽の素晴らしさに接する事を願っています。もちろん、わたしは来年の9月23日をのんびりと待っています。