のんびりキャットののんびりライフ - 京都、奈良、動く折り紙万華鏡

のんびりキャットののんびりライフです。京都や奈良のお寺や神社、文化についての独り言。そして、動く折り紙万華鏡の紹介など。

のんびり秋の山陰旅行―松江、米子、境港(#2/2)

2012-11-14 19:05:36 | 日記

翌日は、米子市から境港市に行きました。

途中の海辺に見えたヨットの姿が綺麗でした。境港の魚市場で買い物をした後に、JR境港駅に。

              

   (ヨットの姿)        (魚市場)                                (JR境港駅)

境港市はご存じのとおり、漫画家の水木しげるさんの故郷として有名です。水木マンガのキャラクターが迎えてくれます。水木しげるロードでは妖怪の像が立ち並び、鬼太郎をはじめ妖怪たちがオンパレードで迎えてくれます。そして、水木しげる氏顕彰碑には水木しげるさんの名言が彫ってあります。

             

  (ガイドマップ)      (妖怪配置図)     (鬼太郎像)        (顕彰碑)

日本海地方では「弁当忘れても傘忘れるな」と言われているとおり、歓迎の(?)にわか雨もちゃんと降ってくれました。 水木しげる記念館では、ねずみ男や鬼太郎が歓迎してくれます。水木マンガを読むこともできます。

            

(にわか雨の歓迎)  (記念館)       (ねずみ男と鬼太郎) (漫画も読めます)

桜の紅葉を後にして、大阪に帰りました。

      


のんびり秋の山陰旅行―松江、米子、境港(#1/2)

2012-11-13 22:59:35 | 日記

行楽の秋です。先週、友人たちと山陰地方に旅行に行ってきました。松江市、米子市(皆生温泉)、境港市を訪れました。

まず、はじめに松江に行き、松江城を訪れ、遊覧船に乗ってお城の周りの堀川をのんびりと一周しました。昔の天守閣が残っている城は全国で12しかなく、松江城はその内のひとつで、山陰では唯一のお城ということです。

          

  (船乗り場)    (堀川をのんびり) (ツタの紅葉)  (船より松江城を眺める)

その後、小泉八雲記念館、武家屋敷などを見学しました。途中にめずらしい形の松がありました。肘をついているような形で、その名も「肘つきの松」というそうです。社会勉強に来ている小学生の子ども達がいました。「写真を撮っても良いか?」と聞いたら、「いいよ」という声と「だめ」と言う声が聞こえてきました。「撮っても良い人だけ、こっちを向いて。」と言ったら、ふたりだけこっちを向いてくれました。ブログに載せても良いということなので素敵な笑顔を紹介しておきます。

         

 (小泉八雲記念館)  (武家屋敷)  (肘つきの松)  (素敵な小学生)

その後、米子市に移動して「上淀(カミヨド)白鳳の丘 展示館」に行きました。上淀廃寺跡からの出土品や復元された如来像、復元壁画、出土品などを展示しています。上淀廃寺は奈良時代の初め(683年頃)に建てられた寺院の跡です。法隆寺とならぶ日本最古級の仏教壁画が発見されています。そんな昔の地方にもこんな立派な仏教建造物があったことに驚かされます。

       

   (展示館)    (復元如来像)   (復元壁画)    (出土品:大きな壺)

 その後、皆生温泉に行って、カニ料理の夕食を食べて、温泉に入って、ぐっすり寝ました。


のんびり奈良―9.奈良ならではのやさしい心

2012-11-12 12:28:31 | 日記

奈良を巡っていて気がつくことはみなさんがやさしいと言うことです。

見知らぬ地元の人が「こんにちは」と声をかけて下さいます。子どもや学生たちが「こんにちは」と挨拶をしてくれることがあります。奈良ならではの優しい心と感謝しています。

 さて、この前に「のんびり奈良―8」で奈良の子どもたちに“びっくりるん”を送った話をしましたが、先日、「いとこがいる。」と叫んだ子どもさんと、いとこのお母さんからご丁寧なお礼の手紙が届きました。

    

子どもさんからの手紙には、

「おりがみを送ってくれて、ありがとうございました。いとこの○○がおりがみを見てわらっていました。ずうっと見ていたら、かってにもどっていました。ママに見せたら「すごいな」といっていました。ほんとうにありがとうございました。」と書かれていました。

表の封筒には「重要文化財 今西家書院」写真の切手が貼ってありました。むむっ、今西家書院にも行ってみなければ……。中の封筒はのんびりキャットに合わせて猫の写真の封筒が使われていました。感激です。

いとこのお母さんからの礼状には「また、旅行先で子ども達に教えてあげてください。」と書き添えられていました。がんばります!

 というわけで、奈良ならではの優しい心にふれて気分は上々です。


折り紙万華鏡― 18.ギネス級! 世界最小の動く折り紙万華鏡、びっくるりん

2012-11-04 16:52:51 | 日記

昨日は文化の日でした。昨日、今日といろいろな所で文化祭が催されています。

そこで、ちょっと文化的な話を……。

“びっくるりん”の標準の大きさはA4のコピー用紙に印刷したものです。

パソコンで作っているので、拡大、縮小が簡単にできます。

というわけで、A5、A6……と段々縮小して……。

A8まで縮小するとこの大きさです。

 

 

普通の折り紙スタイルの紙(正方形の紙)12枚でこの大きさを作るのはほぼ不可能です。

というわけで、このA8サイズで作った“びっくるりん”が今のところ世界で一番小さな「動く折り紙万華鏡」と言うことになります。

正真正銘のギネス級です。

それでは、A8サイズの“びっくるりん”のできあがりの姿とかわいい動きをご覧ください。

  

 


のんびり奈良―8.針がね虫と素敵な子ども達

2012-11-01 12:33:27 | 日記

さて、この前、奈良に行った時のことです。

のんびりと歩いていると、途中の公園の所で、子ども達が仲良く、楽しそうに遊んでいる姿に出会いました。

何かを指さして……。「わあー、死んでる虫から生きてる虫が出てきた。」と騒いで、みんなでのぞきこんでいます。

          

 よく見ると踏みつぶされた「かまきり」のおなかから「針がね虫」が出てきています。針がね虫はかまきりのおなかの中にいる寄生虫です。針がね虫を知らない方も多いと思います。知っている方でも、見る機会はあまりありません。こんなにしげしげと見ることができるのはちょっと珍しい光景です。

    

       (死んだかまきりのおなかからでてきた針がね虫)

めずらしい針がね虫を見せてもらったお礼に、わたしが作っている動く折り紙万華鏡「びっくるりん」を見せてあげました。

すると、「欲しい、ちょうだい!」「僕も欲しい!」「わたしも!」と言う声が次々と……。

みんなの分が無いので、「家に帰ってから作って、送ってあげる。」と言って、みんなの名前と代表者の住所を教えてもらいました。

すると「ここにはいないけど、弟がいる。」とか「いとこがいる。」などの声が次々と……。

「みんなの分を作ってあげる。」と言うと、「本当?」「おっちゃんはどこから来たん?」「どこに住んでるの?」と厳しいチェック。

住所氏名を書いた名刺を渡して、ちゃんとした約束であることを納得してもらいました。

 

そして、風邪気味の体にムチ打って、家でびっくるりんを12個作って送ってあげました。

とても素敵な子どもたちでした。いつまでも仲良しであることを願っています。

     

 (写真を撮ることも、ブログに載せることも子ども達に許可をもらっています)