釣鐘人参(つりがねにんじん)Adenophora triphylla
多年草 ききょう科つりがねにんじん属 分布地 沖縄を除く全国
開花期 8~10月 花径 2cm位 草丈 1mまで
花の形が「釣鐘」形で、白く太い根が朝鮮人参(ちょうせんにんじん)の形に似ていることから、このように呼ばれているそうです。
よろしければ曲を聴きながらどうぞ!(ピアノ曲)Please listen to the song if you like! (Piano song)
世界に70種あり海外ではシベリアからアジア東部にかけて分布しているそうです。日当たりの良い山野、林の縁や草原に生えるそうです。淡紫色の下を向いた鐘形の花を輪円状に数段に分かれて、僅かな葉といっしょに咲きます。花のがく片は糸状の鋸歯で、雌しべは花から突出しています。風に揺られると今にも鳴り出しそうなお花たちはとても可憐で可愛いです。茎は円柱状で直立し、全体に毛が生えています。葉は茎に3枚から5枚輪生し、葉の形は楕円形から披針形、縁は鋸歯状で、やや厚みがあって艶がありません。根は真っ直ぐ地中に深くのびていて60~80cmにも達します。また、地上部近くをはって直立する場合もあるそうです。形はゴボウのようで、色はうすい黄色だそうです。新芽は山菜に利用。
(ちょっとメモ)
「朝鮮人参」は高価なものですが、江戸時代にはたいへん高価な薬だったそうです。 それまでは「朝鮮人参」自体は輸入されずに、 それを乾燥または蒸した根が輸入されていたそうです。本物をもとめ、その根の形をたよりに 日本産の「人参」を探す試みが繰り返されていたようです。そのときの名残が今も「釣鐘人参」「蔓(つる)人参」「岩人参」などの和名として残っているそうです。
[別名]漢名は「沙参(しゃじん)」… 根はせき止めの漢方薬の「沙参」になる。
朝鮮語名は「トトキ」…春の若い芽は、山菜のトトキとしても有名です。
[用途]鉢植え、食用
[花言葉]優しい愛情、誠実
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