黄釣舟(きつりふね)Impatiens nolitangere
一年草 つりふねそう科つりふねそう属 原産地 ヨーロッパとカナダ開花期 6~9月 花径 4cm位 草丈 80cm位まで
黄釣舟がよく釣舟草似ていることから、このように呼ばれているそうです。黄釣船とも書くようです。
よろしければ曲を聴きながらどうぞ!(ピアノ曲)Please listen to the song if you like! (Piano song)
ユーラシア・北米大陸に広く分布しています。日本では北海道・本州・四国・九州の低山から山地にかけて分布し、水辺などのやや湿った薄暗い場所に自生しています。黄釣舟は葉の下から細長い花序が伸び、横長で黄色い花が細い糸に釣り下がるようにつき咲きます。花弁状の萼と唇形の花びらをもち、距が長く筒状になっています。釣舟草との違いは、その黄色い花の、後ろに伸びる距の先が巻かずに垂れることと、お花のつく数が少ないところ、他の釣舟草属と同様に花が葉の下に咲くところが違うようです。葉は鋸歯で、楕円形から広披針形です。果実が熟すと、鳳仙花などと同様に弾けて種子が飛び散るように拡がる。
(ちょっとメモ)
学名はImpatiens noli-tangereでImpatiens:ツリフネソウ属(ホウセンカ属)noli-tangere:私に触れるな、の意味です。キツリフネのラテン名Impatiens(インパチエンス)は、ラテン語の「impatient(我慢できない)」が語源だそうです。種子が熟すると勢いよくはじけ飛ぶことから。
[花言葉]じれったい
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