シャンパンブレイク

30年以上JAL国際線客室乗務員としてフライトし現在癌の治療中。お酒大好き旅が大好き趣味はランニング~

地震と津波で助かった命が危険にさらされている

2011年07月10日 | おしゃべりフライト
冬・春・梅雨そして猛暑となった今も被災者の方、避難所生活の方の状況は変わっていないようです。

本当に心が痛みます。

4ヶ月が過ぎ、これが日本の政府かとつくづく呆れ果てています。


当初、厳寒の中、せっかく津波や地震の災害から助かった命が、避難所で失われたこと。

それも病院に避難したのに!
物資不足で命が失われてゆく。
一時的に、物資が不足しているということは当然かもしれません。
しかし食料や水の不足、そして燃料の不足により寒さで、命が失われていったのです。

今年の冬の寒さは厳しかった、まして東北は雪も降るんです!

原子力発電所の放射能の中に作業員を飛び込ませるのであれば、被災地への物流などはもっと簡単だったのではないでしょうか

原発を早く収束させることは重要ですが、それ以上に今消えようとしている命を助けることのほうが大切なんじゃないのですか

ヒラリー国務長官からの冷却剤提供の申し出を断ったこと。
米政府の原子炉冷却に関する技術的な支援申し入れも断ってしまったこと。
原子炉の製造元である東芝・日立の意見を,訊こうともしなかったこと。

Natural and Manmade Disasters
天災だけではない,人災だ!

とアメリカのメディアは報道しています。

政治家という権力者が起こした大惨事なのだと。


日本人として歯ぎしりする思いです。

地震当時私はタイのプーケットにいました。
プーケットに訪れている世界中の旅行者の方や地元の人々に声をかけられました。

もちろん励ましの声です。
先進国の日本、きっとすぐに復興するに違いない
頑張ってくださいという声です。


滞在していたマリオットホテルのスタッフたちは募金集めのためにTシャツを作り休日返上で販売していました。

そして、震災からひと月後、帰国して何も進んでいないことに驚きました。

もし民主党以外の政党だったら、もうちょっとマシだったのではないでしょうか。

これからの猛暑で状況はさらに悪化すると思われます。
地震と津波で助かった命が危険にさらされているなんて、酷すぎる!



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