安倍晴明 晴明神社

みなさんは「陰陽師」と聞くと何を思い浮かべますか？

不思議な術を使って、妖怪や悪霊を退治する術使(超能力)を思い浮かべるのではないでしょうか。

陰陽師で最も有名なのが平安時代に活躍した安倍晴明。

フィギュアスケートの 羽生結弦選手が安倍晴明になりきり、『陰陽師』の世界を再現することに挑んでいますが、どちらかというと真っ先にその姿が浮かぶのではないでしょうか。


今昔物語集には、安部晴明が幼い頃、百鬼夜行を見た話が載っています。

晴明が師匠である加茂忠行の元で陰陽道を学んでいました。
ある夜、忠行のお供で京へ出かけました。
忠行は牛車の中ですっかり寝てしまったが、晴明がふと見ると、恐ろしい鬼どもが徒党を組んでやって来ました。
晴明は驚いて忠行を起こしました。
忠行はとっさに方術を使い自分と晴明の姿を隠し、鬼どもをやり過ごしました。

陰陽師の中には、いくら修行しても鬼が見えない者もいる中、晴明は幼くして鬼が見えていました。
これを期に忠行は晴明を身近に置き陰陽道のすべてを伝えたと言われています。

「魔除け」「厄除け」の霊験があるとされ、パワースポットの集まる京都の中でも、最強の場所

その平安時代の陰陽師「安倍晴明公」をお祀りする神社へ再訪しました。







境内の壁、そこには、晴明の霊力や伝説が１０枚のイラストと文章でわかりやすく書かれています。

それを声を出して読んでいた少年が

「すっげ～　まじ、すげえ、まじかよ、すっげえ」と叫んでいたのが面白くて、ここ清明神社は京都に来たら外せません。

晴明の逸話をひとつひとつ読んでいると、人間ばなれした能力から、母親が白狐とか稲荷の生まれ変わり、といわれたゆえんがわかります。

他の神社では、祀られている神様の話がこんなにも伝わる神社はないですね～

パワーがいただけるという神木に触り、厄除桃と呼ばれる桃を撫でまわし

それを見ていたおじいちゃんが

「あっ　いいねぇ～　わたしも真似させてもらいますよ」

そんな触れ合いも楽しかった清明神社でした。


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