客室乗務員時代ロンドン基地・フランクフルト基地の乗務員と良く仕事をしました。男性乗務員と女性乗務員の割合は半々くらいです、フライト中に男性乗務員と話が弾み、女性乗務員以上によく気が付くと褒めましたら「僕はゲイです、パートナーもいます。ヨーロッパの男性客室乗務員はかなりの割合でゲイですよ」と言ってましたっけ、別にそれに対して何も感じませんしそれからも同じように仕事をしてきました。
日本では江戸時代まで、同性愛に対して寛容な考えを持っている風潮がありました。
まだトランスジェンダーやレズビアンに対しては、あまり認識が無かったため資料がありませんが、ゲイやバイセクシュアルの戦国武将が複数存在していたことははっきりと資料に残されています。
具体的な戦国武将の名前を挙げると、織田信長や武田信玄、伊達政宗など。かなり有名な武将ばかりです。特に伊達政宗は男色を誇りに思っており、少年と契りを交わすたびに自分の身体に傷をつけ、契りの証にしていたんだとか。
しかしその後の江戸時代中期には、主君よりも男性の愛人を大事にしてしまったり、美少年を巡ってトラブルが起こったりしてしまい、風紀を乱すとして同性愛に対し厳重な取り締まりが行われるようになってしまいました。昔は寛容だった同性愛への風向きが変わってしまったのは、この辺りからです。
いま日本では「LGBT法案」めぐって論争が行われていますがかえって窮屈になるのではないでしょうか。わたしは反対です。