シャンパンブレイク

30年以上JAL国際線客室乗務員としてフライトし現在癌の治療中。お酒大好き旅が大好き趣味はランニング~

ランニングとストレッチ

2023年12月13日 | 読書の旅プールサイドでくつろいで

ホテルの近くにランニングコースがあります。そこに松方正義の銅像が、幕末において、政務能力を発揮して低い身分から立身出世を遂げ、島津久光の側近まで上り詰めた人物です。 明治に入り、その政治能力はさらに開花。政界きっての財政通として、大蔵大臣(初・第2・第3・第4・第6・第8・第11代)、2度の内閣総理大臣(第4・6代)を歴任しました。日本銀行を設立するなどその功績はきわめて大きいです。 西南戦争の後遺症のインフレを抱えていた明治10年代の日本。銀市場への介入により銀と紙幣の平価を目指した大隈財政に対し、松方は過剰紙幣の整理という根治を目指しました。インフレを選べば賃金や年金で生活する都市住民が苦しみ、デフレ政策に梶を切れば生産者が苦しむ不況が待っています。幕末開港後の諸式高騰の記憶も覚めやらぬ中、近代国家に相応しい通貨の信任をと考えれば、松方の選んだ道は王道だったと評価することができます。

それにくらべてどうして今の日本の政治がこんなになってしまったのでしょう。国民を苦しめ国益を考えているとは思えない政治家だらけです。われわれの納める税金を決める人たち、国会議員も財務省も自分さえよければよいという考え方をしています。今の若い人や子供たちこれから生まれてくる赤ちゃんが気がかりです。

少子化対策で大学を無償化する、それで子供を産む人が増えるとは思えません。何でもかんでも人権という言葉で外国人をさらに優遇するのだとしか思えません。大学まで無償化も生活保護目当ての移住も歓迎する岸田政権。日本の外国人優遇はすごいと海外に移住している友人が良く言います。外国で暮らす友人たちから見ると勤勉な日本国民の権利が侵されているのがよく分かるそうです。


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