プロパガンダ・ポピュリズム・建前から本音

昨日に続き今朝も風が強くて早朝ランニングをお休みしました。

それなのに

体を動かしてないのに食欲旺盛

美味しくものが食べられることって幸せですね～

ところで最近プロパガンダとかポピュリズム、建前から本音という言葉を耳にします。

アメリカやイギリスのEU離脱、スコットランドの独立運動

テロや空爆によって生まれた難民や移民たち

報道されない日がないくらいです。

プロパガンダ（propaganda）とは、特定の思想によって個人や集団に影響を与え、その行動を意図した方向へ仕向けようとする宣伝活動の総称です。

「ポピュリズム」とは、一般的に大衆迎合的な政治のあり方のこととされています。

民主主義の体制であっても、実際に統治に携われるのは少数の人間に限られてしまう。

その少数の側になれるのは、エリートや既得権益を持っている家柄や集団の者です。

そういった少数の者は「エスタブリッシュメント」と呼ばれます。

社会の大多数の者たちは、「エスタブリッシュメント」だけが甘い汁をすすり、

利益を守るために民衆を虐げているという感覚を常に持っています。

そんな中で、腐敗して堕落した「エスタブリッシュメント」を攻撃する人物や団体が、時として熱狂的な支持を集めることになります。

難民や移民が押し寄せてくるヨーロッパ諸国の政府は、建前としては人道主義や寛容を掲げて難民や移民を受け入れてきました。

しかし、その対策のための膨大な費用は自国民の税金で賄われます。

異文化で言葉も違う群衆が大量に押し寄せてくることへの感情的な反発も生じるでしょう。

政府を運営する「エスタブリッシュメント」の建前に対して、

民衆は感情的な本音で反発することとなり、右派的で民族主義的な政党や指導者を支持するようになります。

建前ばかりを言う現役の政治家に対して自分たちが感じている本音をズバリと言ってくれる姿に、

現状に不満を抱えている多くの民衆は熱狂的に支持するようになるでしょう。

こうして、危険な「ポピュリズム」が生まれます。

エリートや既得権益を持っている家柄や集団の者「エスタブリッシュメント」に注意です。

自分の耳に心地よい本音ばかりのスピーチはプロパガンダ活動なのかもしれません。




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