4月に来たときは、育った町の駅前の変容ぶりに驚いた浦島太郎であるが、
今回はもっと変わっていると聞いた3つ先の駅に行って、その変わり方をこの目で確かめてみた。
駅の周辺をグルグルまわってみても、あの頃の街の様子が浮かんでこない。
商業施設の上階に市立図書館があったので、どんなものか入ってみる。
入口の警備員には興醒めだが、まだ10時過ぎなのに、椅子席はかなり混雑していた。
紹介コーナーに並んでいた昭和48年発行の非売品の書籍に興味、借りてきたかった。
明治から昭和30年代の街道の姿を述べたもので、
太郎は変貌した今の姿より、その本の中にある街並みの方がわかる気がした。