






実はお百姓さんのジャム工房のらです。今日は道の駅うごさんにチンゲン菜のふくたちとほうれん草、コーラルリーフ納品してきました。
最近フォローしてくださった方はご存じない方もいらっしゃるかもしれないので…ふくたちとは?
秋田県の県南地方が特産らしいのですが、長い冬を雪の下で乗り越えた白菜などのアブラナ科の野菜のとう立ちしたものを≪ふくたち≫と呼んでます。漢字で書くと-福立ち-なのかなって思います。長い冬を乗り越えたことで甘味も香りも抜群です。まだ雪がある中、生産者さん達がハウス栽培して、とう立ちしたものをJAなどに出荷してますが、ほぼ県内で消費され県外には出ていくことがほとんどない幻的なお野菜です。おひたしが一番シンプルで美味しいですが、サバ缶とかと一緒にペペロンチーノ にするのも美味しいです。
チンゲン菜のふくたちのおひたしにつぶマスタードを添えて。お醤油よりめんつゆが美味しいかも。
ほうれん草のおひたしにつぶマスタードを添えて。写真撮る前に食べてしまったのですが、株元の根っこの部分、すんごく甘くて美味しいです。料理しながらそこだけ食べるのをおすすめします。
このシール見かけた際には是非‼️
とう立ちしたチンゲン菜を上から見た図。花が咲く前の少しの期間しか収穫できないレア物です。
コーラルリーフ❗️ とにかく味が濃くてピリッとした辛みがあります。サラダの彩りに。この時期緑の野菜ばっかりになりがちなのでレストランでは大人気です。
長々と書いてしまいましたが、とにかく1年で一番葉物野菜が美味しい季節。是非春を感じてください‼️
ラベル貼らなきゃ食べてみても何のジャムかわからないようなビタミンカラーの鮮やかなジャムが出来ました❗️
好き嫌いの激しい妻もこれなら食べれると言っておりました。
あ、にんじんのジャムです。
うちの雪下美人参とビートグラニュー糖だけの優しい美味しさのジャムに仕上がりました。雪下美人参の甘さのおかげでブルーベリーやいちごのジャムの2⁄3の量のお砂糖しか使ってません。
お見かけの際は是非人参嫌いのお子さんの口の中にスプーンでひとつ押し込んであげてください(笑)
一昨日は2回目のZoomでの打ち合わせ、今日は午前中初めてTeamsでミーティングしました。会ったことない方とのミーティングは始まるまでドキドキですね。でもお二人ともうちのインスタ見てくれてたから話の進め方が楽でした。どんな思いで作物とか加工品作ってるのか短い時間で説明するのは難しいですもんね。
んで、午後はヤマトの支店長さんが直接うちの加工場に来てくださってミーティング。実はメルカリshopsに登録したのですが今後の流れとかの話と来週Zoomで質問できる機会があることの説明とか受けました。
その後でようやくキウイフルーツ❗️
グリーンキウイは毛深いので一度水で洗って毛が飛ばないようにしてから皮をむいてひたすら刻みます。刻みながらお砂糖と混ぜてあげると水分が出てくるのでそれを煮詰めてジャムにします。
YouTubeでキウイジャムの動画をあげていた方は、手袋はめてぐっちゃぐちゃ両手で潰していたのですが、うちではそんな気持ち悪いことしないで全部小さくカットします。そうするとパンにのせた時小さいキウイがたくさんでかわいいかなって(笑)キウイって煮詰めても意外と煮崩れしないで形が残るんです。
そうそう、グリーンキウイをたくさん食べると口の中がヒリヒリすると思うのですが、それはキウイに含まれているタンパク質分解酵素のアクチニジンというのが口の中の粘膜を分解してしまうからなんだそうです。パイナップルとかメロンにも含まれているとか。そして喉がイライラするのはシュウ酸カルシウムのせいだそうです。
アクチニジンは熱に弱いからジャムにしてしまえばチクチクはしなくなりますし、シュウ酸カルシウムについては書いてるのが色々ではっきりしないのですが、ジャムにするとイライラはなくなるので大丈夫なんでしょうかね?
気になる方は食べ過ぎないように注意して頂ければいいかなと思います。低糖度のジャムですが無糖ではありませんし(笑)
レモン果汁を使わずにきれいなキウイフルーツジャムを作ることにこだわっているのでちょっと熱く語って長文になってしまいました。最後まで読んで下さった方ありがとうございます❗️