月ちゃんちのエイリアン

我が家は4人家族。それぞれに個性豊か。たわいもない日常を綴った日記です。温かく見守ってくれたら嬉しいです。

習い事 続けるか止めさせるか…

2013年02月09日 | 家族
Tちゃんには爪を噛む癖があります。
冬休みや家ではあまり見かけない光景だったので、気付くのが遅れました…

年末に、Tちゃんが
「親指の爪が痛い」
と言いだしました。

見てみると、下から生爪が生えてきており、上の爪がはがれかけていました。
ばい菌が入ったのか、爪の周りは赤く腫れあがり、とても痛そうです。

「どうしたの
と尋ねても答えません。
怒られると思ったようです。
他の指の爪を見ると、噛んだ後が引っかき傷の様に残り、ひどい指は真ん中あたりがくぼんでします。

噛み過ぎやん…

「Tちゃん、爪噛んだでしょう?」
「・・・・・・うん」
悲しそうな顔をしてうなずくTちゃん。

年末で病院は閉まっています。
大きい病院に行ったところで、どうせ消毒して終わりです
家で取りあえず応急処置をして年明けまで様子を見る事にしました。
その内にだんだんと腫れは引いて行きましたが、年明けに病院に連れて行きました。

軟膏をもらい、
「幼稚園ではお砂遊びなどもあるので、絆創膏を貼っていく程度で良い」
との事でした。

ですが、スイミングを嫌がったTちゃん。
12月から始めたばかりでしたが、
「う~ん、仕方ないかな~…
と休ませました。

翌週も、
「…爪が…」
と嫌がるので、
「今週までだよ」
と言って休ませました。
3週目…
バスから降りた途端、
「T、疲れた…。プール無理。」
と言います。
さすがにこの時は迷いました。
まだ爪は完治していないものの、

もういいだろう…

と思っていたからです。
でも、泣いて嫌がるTちゃん。
「来週は絶対行かなきゃダメだよ
と念押しをして、お休みしました。

迷いました。

無理に習い事をさせなくても良いかなぁ…

と、少し思うところもあったし、

お月謝もかかるし…
本人が望まないのなら…

そう思う反面、

いや、最初は本人が行きたがったんだから、最後までちゃんとさせないとダメだ

という思いもありました。

スイミングのコーチにも相談して、
「来れば楽しんでいるので、お休みが続いたので、行くこと自体が面倒になっていると思います。
なので、取りあえず、連れて来てみて下さい。
ここで止めたら、この先、スイミングに嫌な思い出が残ってしまうかもしれないので…」
と言われ、

来週こそは連れて行こう

と思い直しました。
4週目はさすがに行きました。


そして、今週…
バスを降りたら
「・・・行きたくない
と言いだしました。
。それはダメでしょ
と言い、車に乗せました。

向かう途中で、
「…あのね、今日、幼稚園で転んだと。
やけんね、プール出来ん…」
と泣きながら訴えます。

確かに、バスを降りた時、足に血がついてはいました。
ですが、大した事はありません。

「指もまだ痛い」
と言い出しました。

んなわけないやんか

と思いつつ、

やっぱり甘えてるんだよね~

と思い無視して到着。


ですが、更衣室の前で大泣きして中に入ってくれません。
迷いました。

ここで連れて帰れば、もう来れなくなる…
スイミング事体を止めさせるか…
強制的に入れるか…

正直、送り迎えがとても大変なので、私の心のどこかに

止めても良いかも…

という思いがあったのも事実です。

でも、それが本当に、Tちゃんの為になるのか…

その事で迷っていました。


なかなか入らないので、見かねたスタッフの方が、
「コーチを呼んできましょうか?」
と言ってくれました。

話をしてもTちゃんは納得しないで、
「帰りたい…」
と泣いています。
コーチが
「とにかくプールまで行って、見学しようよ」
と言いましたが全否定。

「このまま帰ると、今後も続きますよね?
とコーチに尋ねると
「ですね。泣けば良い…、になると思うので、今日何もしないで帰るのはマズイですね」
と言われ、コーチと私の2人がかりで、無理やりTちゃんを着替えさせました。
途中で、もう一人スタッフの方にも手伝ってもらい、
大泣き、大暴れするTちゃんから幼稚園の制服を無理やり脱がせ、水着に着替えさせました。
暴れて、逃げようとするので、コーチが
「抱っこして行きますので」
と言い、私も手伝って、コーチにTちゃんを渡しました。

声は聞こえませんが、プールサイドのTちゃんの顔は大泣きしています。

しばらくは、コーチの抱っこされたままプールに入っていました。
私に「帰りたい」ビームを送ってきます。

見える所にいるのはマズイか…

と思い、2階の見学室に移動しました。
もちろん、ガラス張りですので、居るのは分かりますが。
私が最初に居た場所から2階に移動したのを見たからか、Tちゃんは諦めた様で泣きやみました。
でも、みんなとは少し離れたところで、ただプールの中で浮かんでいました。

途中先生が声をかけていましたが、首を振るTちゃん。
1時間のレッスンの内、最初の30分はそんなこんなで過ぎました。

だんだんと先生が少しずつ、練習を取り入れつつ、
「浮かんでていいよ」という感じで自由にさせてくれていました。

後半は、きちんと並びみんなと練習に参加しました。

レッスンが終わって更衣室に戻ってきたTちゃんはニコニコ顔でした。
コーチも
「最初はちょっと泣いていましたけど、後半は楽しくしてくれて良かったです。
しばらくは泣くかもしれませんけど、プールに入れば楽しくするなら続けて大丈夫だと思います。」
と言われました。
Tちゃんも
「楽しかったし、痛くなかった
と言って、自分でさっさと着替えを始めました。

習い事選びや、続けさせるかどうか…
迷います。
子どもの為には、どうすれば良いのか…

お月謝もかかるので、行かないのなら止めさせても良いのに…
と言う家庭の事情もあるし。

今回は、もうちょっとがんばってみようという事になりました。

習い事…、難しい問題です…

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