Tちゃんが小学校に入学して、いろんな道具を揃えています。
幼稚園からの物がそのまま使える物もあります。
が、やはり3年も、この月ちゃんちのTちゃんが使ってきたのです。
かなりボロボロ・・・
ほとんど買い換えました。
その中でも、唯一、お兄ちゃんからのお下がりがありました。
体操服です。
お兄ちゃんが入学の時、かなり大きめを買っていましたが、さすがに5年生…
結構、ピチピチ
というわけで、今回、お兄ちゃんのをサイズ変更して、今ある体操服をTちゃんにお下がりしようと考えていました。
学校が始まってしばらくは幼稚園の体操服でも構わないとの事でしたので、準備は後回しに。
なので、お兄ちゃんの体操服の事は他の用具の準備が終わるまですっかり忘れていました。
さて…
いよいよ体操服の準備にとりかかるぞ・・・
で、どこにあるんだ?
探しても家には見当たりません。
兄ちゃんの時間割を見ても、体育の授業はまだ無かったので
家にあるはずなんだけどな~…
でも、いくら探しても見つからないので、兄ちゃんが帰宅後、尋ねてみました。
「体操服は?」
「…
あるよ」
なに?
今の間は…?
「どこに?」
「・・・
学校・・・」
「は?
学校?
まだ体育の授業ないでしょう?」
「・・・
4年生の最後の日に忘れてきちゃったテヘ
だから、始業式の時、5年生の教室に持ってった」
テヘ、じゃなーーーい
おい!!
・・・
まったく・・・
「金曜日にちゃんと持って帰ってきてよ。」
「はーい」
これが、始業式が始まった週の会話です。
1回目の週末・・・
「体操服は?」
「忘れた!」
・・・
やっぱり・・・
「来週はちゃんと持って帰ってきてよ!!」
「はーい」
・・・
こいつは・・・
反省しているのか
2回目の週末・・・
「体操服!」
「あ!忘れた!!」
やっぱり・・・
こいつは~~~~~
「あんたが持って帰ってこないと、Tちゃんに渡せないじゃない」
っていうか、一体、どんだけ洗ってないんだよ!!
とうとう、家庭訪問の日まで体操服は持って帰ってきませんでした。
本当に忘れ物の多い兄ちゃんです。
とどめは、
忘れた事も忘れてしまう兄ちゃんです(←我が家の一番大きな人にそっくりです)
正直、私もどっかで
兄ちゃんだしね~・・・
と思っている、あきらめの心もあるのでしょう…
家庭訪問
兄ちゃんの先生には
「忘れ物が多くて・・・」
と、苦笑い。
私は家から持っていくほうばかりに気がいっていました。
Tちゃんの先生と話をしている時に、体操服の話になりました。
Tちゃんは今は私が時間割を管理していますので、忘れ物がどのくらい出てくるのかまだ分かりません。
その中で、体操服だけは兄ちゃん次第・・・
一応、幼稚園のものを持たせてますので忘れ物にはなりませんが、いつまで持ってわけにはいかないので、先生に
「体操服、すみません。
お兄ちゃんのお下がりを考えているのですが、お兄ちゃんが持って帰ってこなくって・・・」
「あ~、いいですよ」
と、先生。
「お兄ちゃんが忘れ物が多いんです…
家からならある程度こちらで管理できるんですが、学校から持って帰って来てくれないと・・・」
先生からも
「取りに行かせればいいですよ」
と言われました。
でも、私も仕事をしていたり用事で出かけたりと金曜日はどうしても
学校の準備は週末でいいや…
と考えてしまうもので・・・
なので当然、学校は閉まっています。
先生にそう話して、
「そういうわけで、実は4年生から持って帰ってきてないんです・・・」
と恥ずかしく話した私です。
先生は
「4年生から?!」
とびっくり
「それは・・・
かなりきてるね」
で
「では、今度お兄ちゃんが持って帰ってくるのを忘れたら、連絡帳に書いてください」
「連絡帳?
お兄ちゃんのですか?」
「いえいえ、5年生になると先生はそこまで見ません
ある程度、本人任せです。
それに、そんな子なら、連絡帳も先生に見せるの忘れるでしょう?」
ごもっとも…
先生、するどいじゃないですか・・・
「ですね・・・」
返す言葉もありません
「T君の連絡帳に書いてください」
「はぁ」
「そしたら、T君に体操服を取りに行かせます」
「え?どこへ?」
「5年生の教室へです
私がT君に『5年生の教室にとりに行っておいで』と行かせますから」
と。
ほほ~
それは、それは・・・
結構、きついですな
兄ちゃんの嫌がる顔が浮かびます
「分かりました
今週、お兄ちゃんが持って帰ってこなかったら、連絡帳に書かせていただきます
よろしくお願いします」
その日の夜
「兄ちゃん
今週、もう体育ないよね。
体操服、明日持って帰ってきなさい」
「うん
わかった」
軽い返事だな~
こりゃ、だめだろう・・・
「兄ちゃん
もう後がないよ。」
「へ?」
私の唐突の言葉に、よく分からないな~という顔の兄ちゃん。
「もし、明日持って帰って来なかったら、あさって、Tちゃんが兄ちゃんの教室に行って
『お兄ちゃんの体操服を取りに来ました!』
って、行って大きな声でそう言うぞ」
と言うと
「・・・
ええええええええ」
「嫌なら、持って帰って来ればいいんだよ」
「・・・
絶対、持って帰ってきます」
そんな兄ちゃんの緊迫感の横で、
「え~、兄ちゃんの教室にTが行けるの~?」
とルンルン
「絶対、嫌だ」
翌日・・・
ちゃんと持って帰ってきましたよ
かなりのお灸でしたね、兄ちゃんフフフ
っていうか、そんなお灸がなくても持って帰って来ーーーーい!!!!
幼稚園からの物がそのまま使える物もあります。
が、やはり3年も、この月ちゃんちのTちゃんが使ってきたのです。
かなりボロボロ・・・
ほとんど買い換えました。
その中でも、唯一、お兄ちゃんからのお下がりがありました。
体操服です。
お兄ちゃんが入学の時、かなり大きめを買っていましたが、さすがに5年生…
結構、ピチピチ
というわけで、今回、お兄ちゃんのをサイズ変更して、今ある体操服をTちゃんにお下がりしようと考えていました。
学校が始まってしばらくは幼稚園の体操服でも構わないとの事でしたので、準備は後回しに。
なので、お兄ちゃんの体操服の事は他の用具の準備が終わるまですっかり忘れていました。
さて…
いよいよ体操服の準備にとりかかるぞ・・・
で、どこにあるんだ?
探しても家には見当たりません。
兄ちゃんの時間割を見ても、体育の授業はまだ無かったので
家にあるはずなんだけどな~…
でも、いくら探しても見つからないので、兄ちゃんが帰宅後、尋ねてみました。
「体操服は?」
「…
あるよ」
なに?
今の間は…?
「どこに?」
「・・・
学校・・・」
「は?
学校?
まだ体育の授業ないでしょう?」
「・・・
4年生の最後の日に忘れてきちゃったテヘ
だから、始業式の時、5年生の教室に持ってった」
テヘ、じゃなーーーい
おい!!
・・・
まったく・・・
「金曜日にちゃんと持って帰ってきてよ。」
「はーい」
これが、始業式が始まった週の会話です。
1回目の週末・・・
「体操服は?」
「忘れた!」
・・・
やっぱり・・・
「来週はちゃんと持って帰ってきてよ!!」
「はーい」
・・・
こいつは・・・
反省しているのか
2回目の週末・・・
「体操服!」
「あ!忘れた!!」
やっぱり・・・
こいつは~~~~~
「あんたが持って帰ってこないと、Tちゃんに渡せないじゃない」
っていうか、一体、どんだけ洗ってないんだよ!!
とうとう、家庭訪問の日まで体操服は持って帰ってきませんでした。
本当に忘れ物の多い兄ちゃんです。
とどめは、
忘れた事も忘れてしまう兄ちゃんです(←我が家の一番大きな人にそっくりです)
正直、私もどっかで
兄ちゃんだしね~・・・
と思っている、あきらめの心もあるのでしょう…
家庭訪問
兄ちゃんの先生には
「忘れ物が多くて・・・」
と、苦笑い。
私は家から持っていくほうばかりに気がいっていました。
Tちゃんの先生と話をしている時に、体操服の話になりました。
Tちゃんは今は私が時間割を管理していますので、忘れ物がどのくらい出てくるのかまだ分かりません。
その中で、体操服だけは兄ちゃん次第・・・
一応、幼稚園のものを持たせてますので忘れ物にはなりませんが、いつまで持ってわけにはいかないので、先生に
「体操服、すみません。
お兄ちゃんのお下がりを考えているのですが、お兄ちゃんが持って帰ってこなくって・・・」
「あ~、いいですよ」
と、先生。
「お兄ちゃんが忘れ物が多いんです…
家からならある程度こちらで管理できるんですが、学校から持って帰って来てくれないと・・・」
先生からも
「取りに行かせればいいですよ」
と言われました。
でも、私も仕事をしていたり用事で出かけたりと金曜日はどうしても
学校の準備は週末でいいや…
と考えてしまうもので・・・
なので当然、学校は閉まっています。
先生にそう話して、
「そういうわけで、実は4年生から持って帰ってきてないんです・・・」
と恥ずかしく話した私です。
先生は
「4年生から?!」
とびっくり
「それは・・・
かなりきてるね」
で
「では、今度お兄ちゃんが持って帰ってくるのを忘れたら、連絡帳に書いてください」
「連絡帳?
お兄ちゃんのですか?」
「いえいえ、5年生になると先生はそこまで見ません
ある程度、本人任せです。
それに、そんな子なら、連絡帳も先生に見せるの忘れるでしょう?」
ごもっとも…
先生、するどいじゃないですか・・・
「ですね・・・」
返す言葉もありません
「T君の連絡帳に書いてください」
「はぁ」
「そしたら、T君に体操服を取りに行かせます」
「え?どこへ?」
「5年生の教室へです
私がT君に『5年生の教室にとりに行っておいで』と行かせますから」
と。
ほほ~
それは、それは・・・
結構、きついですな
兄ちゃんの嫌がる顔が浮かびます
「分かりました
今週、お兄ちゃんが持って帰ってこなかったら、連絡帳に書かせていただきます
よろしくお願いします」
その日の夜
「兄ちゃん
今週、もう体育ないよね。
体操服、明日持って帰ってきなさい」
「うん
わかった」
軽い返事だな~
こりゃ、だめだろう・・・
「兄ちゃん
もう後がないよ。」
「へ?」
私の唐突の言葉に、よく分からないな~という顔の兄ちゃん。
「もし、明日持って帰って来なかったら、あさって、Tちゃんが兄ちゃんの教室に行って
『お兄ちゃんの体操服を取りに来ました!』
って、行って大きな声でそう言うぞ」
と言うと
「・・・
ええええええええ」
「嫌なら、持って帰って来ればいいんだよ」
「・・・
絶対、持って帰ってきます」
そんな兄ちゃんの緊迫感の横で、
「え~、兄ちゃんの教室にTが行けるの~?」
とルンルン
「絶対、嫌だ」
翌日・・・
ちゃんと持って帰ってきましたよ
かなりのお灸でしたね、兄ちゃんフフフ
っていうか、そんなお灸がなくても持って帰って来ーーーーい!!!!